ニューヨーク株式市場は2年ぶりの大幅下落:あなたは、ここで株を買いますか?

正確な数値は665.75ポイント (2.54%) ですが、CNBCはこう報道しています。


ダウは666ポイントの大幅下落、過去2年間で最悪の週
666などという数字を見ると、これを思い出します。



いよいよ世の終わり、月曜の米国株式市場は暴落に襲われるのでしょうか?もちろん、CNBCは視聴者を安心させることも忘れていません。


1993年1月以来、ダウが500ポイントを超える下げとなったことは17回ありました。平均すると、大きく下げた翌日のS&P500は+1.62%、ダウは+1.47%、ナスダックは+1.80%です。もちろん、翌日は必ず高くなるという意味ではなく、大幅に下げた翌日が上昇となった確率はS&P500の場合は59%、ダウは65%、そしてナスダックは59%です。

更にCNBCは、誰でも参加できるオンラインでの意見調査を行っています。
質問:このマーケットの急落で、あなたは株を買いますか?
下が、現時点における回答の様子です。

ここまでの回答総数は3607です。Yesは46%、Noは54%、ということで「買わない」が優勢です。

マーケットの大幅下落を受け、金曜のニューヨーク株式市場で買いを集めたのはベア型のETFです。一例としてダウのベア型ETF、ProShares UltraPro Short Dow30 (SDOW)の日足チャートを見てみましょう。


先ずAを見てください。ETF価格は7.79%の大幅上昇です。このETFはレバレッジ型なので、ダウが1%下がると3%上昇する仕組みになっています。Bの長い陽線が金曜に形成されたローソク足ですが、何と言っても目立つのは膨大な出来高です(C)。このETFに、こんなに大量な出来高を見るのは初めてです。金曜の取引量は通常の4.3倍に相当する521万6500株、正にパニック買いといった様相です。

株に悪影響となっているのは急速に上昇する国債利回りです。下の日足チャート(米10年国債利回り指数)を見てください。


ゴールドマン・サックスのアナリストは、「2.75%を超える利回りは株に悪材料」と語っていましたが、現在の数値はそれを大きく上回る2.854%です。こんな状態では積極的に株を買うことはできません。とにかく、株の投資家が求めているのは国債市場の安定です。

(参照した記事:Dow plummets 666 points, capping worst week in 2 years

This chart shows what tends to happen to markets after a big plunge in the Dow like this

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