米国株式市場:全員揃って株に全力投資!

米国株式市場のバロメーターとして知られるS&P500指数は、高値を更新して金曜の取引を終えました。下が日足チャートです。


入れてある線は、上から20日、50日、そして200日移動平均線です。3本揃って上昇が続き、強いアップトレンドが示されています。言うまでもなく、上昇基調における基本的な姿勢は買いですが、何としても下げ相場を見たい売り手たちは、こんなことを指摘しています。下は、S&P500指数の週足チャート、2008年5月から現在までの動きです。


入れた指標はRSI(相対力指数)です。矢印の部分を見てください。現在の数値は83.43を示し、ここ約10年間で最高のレベルに達しています。70以上の数値は買われ過ぎなマーケットを示す、と一般的に解釈されていますから、83.43は正に行き過ぎな数字です。売り手が言いたいことは明白です。
83.43は浮かれた投資心理を表すものであり、マーケットは正にバブル状態だ。こんな状態は長く続かない。
確かに心配な状態です。下の表を見てください。

データ:JPモルガン
投資家タイプ別に見た株への資金の割当状況がパーセンタイルで示されています。一番上の100%は個人投資家を示します。歴史的に見た場合、今日ほど資金が株に回されたことはありません。他の数字でも分かるように、ミューチュアルファンド、年金、ヘッジファンドも100パーセンタイルに近い状態ですから、浮かれているのは個人だけではありません。

下げはいつかやって来ます。著名投資家ウォーレン・バフェット氏は、「潮が引いた時、誰が裸で泳いでいたかが分かる」と言いました。下げが始まる前に守りを固めましょう。

(参照した記事:JPMorgan: "This Is The Moment Everyone Went All In"

コメント