百貨店株の底値拾いを試す一部の投資家たち

月曜の米国株式市場終了まで約50分となりました。今日最も上昇しているのはプラス2.18%の銅株指数、そして最も下げているのはマイナス2.24%の百貨店株指数です。好調な方ではなく、下げている百貨店株指数を見てみたいと思います。下が日足チャートです。


先ず、Aの矢印の方向で分かるように200日移動平均線は下降し、長期トレンドはダウントレンドであることが示されています。更に、「200日移動平均線より下にはベアが住む」という言葉もありますから、百貨店株は極めて買い難い状態です。しかしBとCで分かるように、8月と6月の安値が迫っていますから、このあたりが底となることを期待する買い手も現れることでしょう。

私はトレンドに逆らう投資は避けていますが、トレーダーたちが、現時点で百貨店株を買う理由に挙げているのはダイバージェンスです。下は百貨店株の一例、JCペニーの日足チャートです。


Aの矢印で分かるように、JCペニーの株価は下げ方向ですが、RSI(相対力指数)は既に上昇が始まり(B)ダイバージェンスが起きています。前回のダイバージェンスの場合は、CとDの株価は同レベル、しかしRSIは明確な上昇が始まっていました(E)。見てのとおり、このダイバージェンスの後、株価は20%を超える強い反発ラリー(F)の展開となりました。

メイシーズにもダイバージェンスが起きています。


AとBで分かるように、現在の株価(B)は8月(A)の時と同レベルですが、RSIは上げ方向です。言い換えると二番底の可能性があります。もちろん、今回も前回のような反発ラリーが展開されるという保証はありません。たとえ思惑通りに反発ラリーが起きたとしても、一時的な上昇は良い空売りの機会となりますから素早い利食いが必要です。言うまでもなく、強敵アマゾンの存在も忘れてはいけません。

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