チャートの分析は、あまりにも主観的すぎる!?

誰がやっても1+1は2です。しかし、チャートパターンの分析には主観的な要素が多分にあるので、皆が同じ結論に達することはありません。たとえば、下の週足チャートを見てください。「ドラゴン・パターンの形成中だ」と言う人たちがいるのですが、皆さんにも見えるでしょうか?


言うまでもなく、ドラゴンは竜のことです。


先ず、上の週足チャートですが、これは米10年国債の利回り指数です。買いパターンであるドラゴンが見えるでしょうか?


指数が頭を上放れたら買い、目標値は尻尾の先端です。2.339%を超えると上放れ(現在の利回りは2.309%)となり、目標となる尻尾の先端は3.03%付近にあります。言い換えると、もしこのパターンのシナリオ通りの展開となると、米10年国債の利回りは30%の大幅上昇です。

上昇する利回りは、米国債が売られることを意味します。当然疑問になることは、国債を売って得た資金はどこへ移動するのでしょうか?利息ゼロの銀行口座へ向かうのでしょうか?それとも金や銀、暗号通貨、あるいはエネルギー市場でしょうか?

少数意見になりますが、株が引き続き買われるという見方もあります。JCパレッツ氏(allstarcharts)は、こんなことを述べています。
壁に向かって話しているような気分に時々なる。「マーケットは行き過ぎだ」と多数の人は言うが、私達は同じチャートを本当に見ているのだろうか?下のチャートは、ラッセル2000指数(小型株指数)のETFだ。皆さんには何が見えるかは分からないが、私には去年の12月以来続いていた横ばいゾーンを脱し、とうとう新高値が記録された様子が見える。10カ月も横ばいは続いていたのだ。私の経験から言えることは、長い横ばいの後には大きな上昇が展開される傾向がある。
このチャートは、ドラゴンパターンとは違い、誰の目にもブレイクアウトは見える筈です。割高な米株など買えない、という意見が多いことは確かですが、チャートが示しているのは小型株への資金の流入です。

(情報源:Small-Caps Break Out To All-Time Highs!

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