サービスが良いのはどちら?ファイナンシャル・アドバイザー、それともアマゾン?

米国の富裕層に属する人たちに、こんな質問がされました。
サービスの良いのはどちらだと思いますか?コストコですか、ファイナンシャル・アドバイザーですか?
コストコというのは、会員制の大型量販店チェーンのことです。食料品、家電や家具、それにガソリンスタンドや薬局も運営しています。コストコに実際に行ってみると分かりますが、正に倉庫といった雰囲気があり、多数の品物が店内に並んでいます。


上の写真で分かりますが、コストコは巨大なスーパーマーケットのようなものですから、客は欲しいものをショッピングカートに入れ、買い物が終わったらレジへ行って支払いをします。デパートなら店員が買ったものを袋へ入れてくれますが、コストコの場合はスーパーマーケットと同様に、買った物は自分で袋に入れなければなりません。

次の質問はこれです。
サービスの良いのはどちらですか?アマゾンですか、それともファイナンシャル・アドバイザーですか?
下が回答結果です。
・アマゾン:47%
・コストコ: 23%
・ファイナンシャル・アドバイザー:20%
見てのとおり、47%のアマゾンがトップ、サービスが一番悪いのはファイナンシャル・アドバイザーです。

ここで疑問になることは、ファイナンシャル・アドバイザーがアマゾンのようにビジネスを展開すれば、良いサービスを顧客に提供することができるのでしょうか?サービスと言っても、その言葉の解釈は人によって違いますが、「客に気を配り、客の便宜を図ってくれる」のがサービスの良い店の一般的な定義です。

アマゾンはオンラインの店ですから、私たちの好きな時間に買い物をすることができます。もちろん営業時間や定休日は無いですから、夜中の1時、2時でも買い物が可能です。ファイナンシャル・アドバイザーに相談したい場合は、先ず予約を取り、そしてアドバイザーのオフィスまで行く必要があります。しかし、オンラインでのショッピングに慣れてしまった私たちにとって、わざわざ時間をさいてアドバイザーのオフィスまで足を運ぶのは面倒です。

1980年代になりますが、ロボコップという映画が流行りました。殉職した警官の遺体を利用したサイボーグ警官の話ですが、数年ほど前から「ロボ・アドバイザー」という言葉がよく聞かれるようになりました。一例はベターメント・オンライン・ファイナンシャル・アドバイザーです。(ロボ・アドバイザー:投資家のニーズに合わせた資産配分をする高性能なソフトウェアを備えたウェブサイト)


見ての通り、iPhoneからアクセスできますから、どこからでも金融プロのアドバイスを受けることができます。正に、ロボ・アドバイザーは働く忙しい人にピッタリなサービスです。

ジョシュア・ブラウン氏(投資アドバイザー)も、2014年10月にロボ・アドバイザー・サービスを始めています。始めた理由は、「多くの人から要望があった」とブラウン氏は語っています。しかし、「細かいファイナンシャル・プランは要らない。必要な情報とアドバイスだけ今直ぐ欲しい」という顧客の声に応えるためにロボ・アドバイザーが大いに役立っていることに間違いありません。

(情報源:Service Is the “New” Sales

Josh Brown On His New Robo Advisory ‘Liftoff’

コメント

Shun さんの投稿…
VWAPに関する御指導を感謝します。


私はKamadaさんの記事を、非常に公正だと評価しています。
その記事でKamadaさんが利益を得ようとしていないからだと思います。

記事の出ない週末(そちらの)は寂しいです。

これからも興味深い記事を書き続けて下さい。
T Kamada さんの投稿…
Shun さん

ありがとうございます!