忘れることができない先輩トレーダーの言葉

皆さんは天気予報を見ますか?もし雨の確率は20%という予報なら、多くの人は傘を持たないで外出することでしょう。しかし100%という予報なら、傘を持たずに外出したらずぶ濡れになることでしょう。株のチャート分析も同じです。チャート分析は100%正確な予想をすることではありません。分析の目的は、現時点での売買は有利なのか、それとも不利なのかを判断することです。 -- ブライアン・シャノン(株トレーダー)
それでは、下のチャートを見てください。



これは買いでしょうか?それとも売りでしょうか?先ず分かることは、2009年頃に底を打っています。それ以来上げ下げを繰り返していますが、全体的な方向は上げ方向です。単純に判断すれば、現在のトレンドはアップトレンドですから買いが基本的な姿勢です。

実は、上のチャートに示されているのは株価ではありません。このチャートはある記事からとったものですが、これが記事の見出しです。
U.S. Investor Optimism Rises Again, Hits 17-Year High(米投資家の楽観度は再び上昇、17年ぶりの高レベル)
こんなヘッドラインを読んだら、多くの人は考え方を変えることでしょう。「これは危険な状態だ。株式市場がほぼ史上最高レベルで推移する今日、皆が揃って強気になっている。多くの投資家が浮かれている訳だから、米国株式市場は、ここが天井である可能性が高い。現時点では買いではなく売りを考えるべきだ。」

次にダウ平均の日足チャートを見てください。


明らかなアップトレンドですから、現時点では買い姿勢です。しかし、上記したニュースを考慮すると、ここでの買いを躊躇してしまいます。多くの人たちが「チャートに基いてトレードをしている」と言いますが、実際はそう簡単なものではありません。私は先輩トレーダーから、こんなことを言われた思い出があります。「お前はチャートパターンを重要視していると言うが、実際は違うようだな。明日は雇用統計があるから買えない、午後にFRB議長の話があるから買えないなどということを平気で言う。お前の話を聞いていると不愉快になるよ。」

(情報源:ギャラップ世論調査

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