コモディティ王 対 米国立ハリケーン・センター

熱帯性暴風雨だった「ハービー」がハリケーンに発達し、土曜午前1時頃にテキサス州へ上陸する可能性が高まってきました。

AccuWeather
ハリケーンの強さには5つのカテゴリーがあります。
ウィキペディア
地図上に表示された数字で分かるように、テキサス上陸時のカテゴリーは3が予報され、3以上のものが大型ハリケーンと呼ばれています。

テキサス州は石油で知られ、強風と豪雨がメキシコ湾の石油プラットフォームに被害を与えることが心配されています。更に、メキシコ湾岸には、米国の約45%の石油精製を行う設備がありますから、ハリケーン・ハービーはテキサスだけでなく、全米に経済的な影響を与えることになりそうです。

早速反応したのはガソリンです。


矢印で示したところが今日の取引です。目立って長いローソク足で分かるように、ガソリン価格は4.01%の大幅上昇となりました。

さて、今日の午前11時34分に、ゼロヘッジはこんなツイートをしています。


Gartmanというのは、デニス・ガートマン氏のことです。以前はコモディティ王として有名でしたが、氏の予想は頻繁に外れるため、最近は「逆指標」として知られるようになってしまいました。
ガートマン:「ハービーはカテゴリー1を大きく超えるようなハリケーンにはならないと思う。」
さようなら、テキサス
ガートマン氏は天気予想の専門家ではなく、商品市場の専門家です。米国立ハリケーン・センター(NHC)は、ハービーがカテゴリー3の強さ、言い換えると大型ハリケーンとしてテキサスに上陸することを既に予報しています。しかし、何を根拠に判断したかは分かりませんが、ガートマン氏はハービーが大きなハリケーンになることは無いと言っています。

テキサスの人々は、ガートマン氏の予想が当たることを願っていることでしょう。全米の人たちも、被害が最小限であることを祈っていることでしょう。しかし、いつも辛辣なコメントで知られるゼロヘッジは、「さようなら、テキサス」でツイートを締めくくっています。もちろん、ゼロヘッジはテキサスが壊滅的な打撃を受けることを期待しているのではありません。逆指標であるガートマン氏を嘲笑しているのです。

8月11日にガートマン氏は、「米国株式市場のブルマーケットは終わった」と宣言したばかりですが、こんなことを二日前に語りました。
ナスダック100の2ユミット空売り。S&P500の2ユニット買い。
早速、ポジションの調整です。(御本人は、「空売り姿勢が少し不安になった」と述べています。)ナスダックには弱気のようですが、大型株指数であるS&P500指数には強気を示す買いです。どうやら、ブルマーケットは再開となったようです。さて、我々はどう行動するべきでしょうか?

(情報源:Hurricane Harvey poised to unleash flooding disaster on Texas into early next week

ゼロヘッジのツイート

Gartman: "We Are A Bit Uneasy This Morning Being Short"

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