ここからは、どちらを買うべきだろうか?株だろうか、それとも金だろうか?

弱気論が圧倒的に多くなった今日この頃ですが、火曜の米国株式市場は、強い反発ラリーの展開となりました。
・買い材料となったのは、税制法案が進展するかもしれないという期待、またはインフラ支出を含むレパトリエーションが実現するかもしれないという楽観的な見方が再燃したためだ。今日の出来高は少なく、少々の買いが入っただけでマーケットは通常以上に大きく動いた。-- アート・キャシン(UBS)
・今日の上昇を見ただけでは積極的に買う気になれない。-- ロバート・パブリク(ボストン・プライベート)
下は、機関投資家と個人投資家たちに広く利用されているS&P500のETF、SPDR S&P 500 Trustの日足チャートです。



マーケットは1.05%の大幅上昇です。今日のローソク足(1)で分かるように、これだけ長い陽線を見るのは久しぶりです。「昨日、100日移動平均線(3)のテストに成功していただけに、反発ラリーを期待するトレーダーが多かった」というマーケット関係者たちの談話も報道され、トレーダーたちは何としても今日は上昇するマーケットを見たかったようです。

キャシン氏が指摘しているように、今日の出来高(2)は通常以下です。見ての通り、取引量は青い線で表示されている20日移動平均線より下ですから、多くの投資家が夢中になって参加して上昇となったエネルギー溢れるマーケット展開ではありません。

今日のマーケットの反発は、単なるダマシのようなものでしょうか?それとも、株式市場は順調に更に上昇し、弱気論者たちが間違っていたことが、またまた証明されるのでしょうか? J.C.パレッツ氏(allstarcharts)は、こんな質問をしています。
ここからは、どちらを買うべきだろうか?株だろうか、それとも金だろうか?
氏の示した回答はこのチャートです。


S&P500のETF、SPDR S&P 500 Trustと金のETF、SPDR Gold Trust を比較したチャート(SPY/GLD)です。現在、SPY/GLDはレジスタンスゾーン(A)に挑戦しています。もしレジスタンスゾーンを突破し、1の矢印の方向に動く場合はS&P500を買った方が有利です。その反対に2の矢印の方向、赤い線で示した上昇するトレンドラインを割った場合は金のETFを買った方が有利になります。

金の日足チャートも見ておきましょう。


横ばいが続いています。金価格は現在、1300ドル付近に走るレジスタンスに挑戦中です。過去1,2の部分を見てください。AとBで分かるように、その時、大口投機家たち(赤い線)は大きな買いポジションを保有し、その一方ヘッジャーたち(緑の線)は大きな空売りポジションを持っていました。現在の様子を見てください(3,C)。もし1と2が繰り返されるのなら、ヘッジャーたちの思惑通り、金価格は1200ドル付近まで下げる可能性があります。

(情報源:Dow surges 196 points, posts best day since April on hope for tax reform

StockTwits)

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