トレーダーとイメージトレーニング

一週間前の強気を示す64から、投資心理は弱気な28に落ち込みました。

CNNマネーから

こうなったのは、この人の責任です。



もちろん、北朝鮮問題は昨日今日に始まったことではありませんが、株が売られた原因をこの人のせいにしてしまうのが一番手っ取り早く、多くの人もそれで納得します。

世の中には予期せぬことが時々起き、株式市場や為替市場に大きな影響を与えます。良い例は、まさかと思われた英国のEU離脱、そしてほぼ100%の確率で落選する筈だったドナルド・トランプ氏の当選です。

予期せぬ出来事のお陰で株で損を出すのは面白いことではありませんが、突発的な出来事は遅かれ早かれ必ず起きることですから、私たちはそれに対する準備や心構えが必要です。スイング・トレーダーのスティーブ・バーンズ氏は、こんなことを語っています。

  • トレードが失敗に終わるか、それとも良い結果となるかは分からない。直ぐに手仕舞えるように、損切り注文はあらかじめ入れておくこと。ポジションに利益が出始めたら、トレーリング・ストップを利用しよう。
  • 買い出動、空売り出動は私たちが自分で行う。手仕舞いのタイミング決定はマーケット(値動き)に任せること。
  • このトレードは小さな利益、大きな利益、それとも小さな損となるかは分からない。しかし、大きな損を出すことだけは防ぐこと。
更にバーンズ氏は、「突発的なことが起きたら素早く順応すること」を挙げていますが、どうしたら動転した気持ちを平常に早く戻すことができるでしょうか?為替をトレードしている知人は、動揺した時は無理に笑う、無理にスマイルを作ることが効果的だと言ってました。そして、椅子から立って部屋の中を歩き回ることも良いようです。

動揺する気持ちを抑え、素早く正常な状態に戻ることは重要ですが、一旦動転してしまうと、そう簡単に普通の気分に戻れるものではありません。トレーダーコーチとして有名なブレット・スティンバーガー氏は、「予防」の重要性を語っています。簡単に言うと、「イメージトレーニング」を定期的に行うことです。

心地よい音楽を聞きながら、先ずリラックスします。リラックスできたら、トレードで突発的なことが起き、動転している自分を頭の中に思い浮かべます。たとえば、著名アナリストの格下げ発言で、持っている株が一夜で40%の大幅下落となり、あなたは大損です。繰り返しますが、重要なことは、あなたはリラックスした状態で、動転動揺している自分自身を見ているのです。とにかく、リラックスした状態で、突発的なことが起きてオロオロしている自分自身を見るのです。

「このイメージトレーニングを、できれば毎日してほしい」、とスティンバーガー氏は語っています。


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