この1億ドルでスナップチャット株(SNAP)の低迷は終わる??

「これは良いニュースだ!」、と思っても株価は期待していたほど動いてくれない、ということがよく起きます。たとえば今日の場合はスナップチャット(SNAP)です。
タイム・ワーナーが年間最大10のオリジナル番組をスナップチャット向けに制作する契約を交わした。今回の契約の期間は2年で規模は1億ドル(約110億円)。(ウォール・ストリート・ジャーナル)
3月にニューヨークに上場して以来、低迷が続いているスナップチャットだけに、1億ドルという数字を聞いて、これで底から脱出できると喜んだ投資家がいることでしょう。下がスナップチャットの日足チャートです。


マーケット終了まで15分を残し、現在1.65%の上昇です。悪くない上昇率ですが、今日のローソク足を見てください(A)。どう見ても強い形ではありません。投資家たちが期待していたのはBのような目立つ長い陽線です。今日のローソク足は、8日指数平滑移動平均線の突破に失敗したと解釈することもできますから、発表されたニュースには大した威力は無かったとも言えそうです。

株トレーダーたちが集まるStockTwitsには、こんな皮肉ツイートが出ています。

スナップチャットさん、あなたは前四半期に22億ドルも損を出しているのですから、更にもう1億ドル無くすことなど簡単ですね。
低迷が続いている株だけにファンは少ないようです。

スナップチャットには、はたしてどの程度の将来性があるかは分かりませんが、知人トレーダーが先週金曜、ほぼ17ドルちょうどでスナップチャット株を買いました。先週木曜と金曜の取引でスナップチャットは17ドルまで下げました。憶えている人もいると思いますが、17ドルはスナップチャットの公募価格です。知人のように、公募価格付近で買えるのなら、少し試しに買ってみようと思っていたトレーダーは結構いたようです。

もう一度、スナップチャットの日足チャートを見てみましょう。


+1.94%で月曜の取引を終えました。繰り返しになりますが、ニュースが発表されましたが、今日のローソク足(1)には強さは見えません。もちろん、今日のローソク足は同時線だから、これは底打ちシグナルだという解釈もありますから、明日続伸できるかどうかがとても重要になります。出来高は(2)金曜の量を上回りました。言うまでもなく、ニュースが出来高増大に結びついたと思います。はたして、今日の同時線は底打ちシグナルとなるでしょうか?明日の動きに注目です。

(情報源:スナップチャット向け独自番組、タイム・ワーナーが制作へ

Time Warner just handed Snapchat a $100 million lifeline

StockTwits)

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