大幅下落の原油、8月の安値が目前

原油が大きく下げました。


WTI 原油: ー5.06%
ブレント原油: ー4.92%

特に新しい売り材料が出た訳ではありません。とにかく原油の供給量が過剰なのです。下は、WTI原油の日足チャートです。

先ずAで分かるように、あと約1ドル下げると、2016年8月に記録された安値に到着します。当然のことながら、誰もが持っている質問はこれです。
8月の安値がサポートになり、そこで下げ止まるだろうか?
原油を買っているのは大口投機家です(B)。しかし、賢い資金という別名を持つコマーシャルは相変わらず空売り姿勢です(C)。Dを見てください。原油の生産者たちも、コマーシャルと同様に空売り姿勢が続いています。たしかに8月の安値が目前ですが、生産者が空売っているなどと聞いたら、多くの人たちはここで原油を積極的に買う気にはなれません。

原油の下落を受け、当然のことながら原油のETFも下げています。下が日足チャートです。


青色の線(A)は2016年8月の安値レベルを示します。今日の出来高(B)は超特大ではありませんが、3月8日以来最高の量です。賢い資金と生産者が空売っているという事実もありますが、4月12日(1)以来、既に15%も下げていることを考えると、現時点で空売りに参加するのは極めて悪いタイミングです。

では、次の空売りは、どんなタイミングで行うべきでしょうか?市場の地合いは悪く、買い手が意気消沈していることは確かですが、8月の安値がサポートになる可能性はゼロではありません。言い換えると、もし8月の安値付近がサポートになり数日間のラリーが展開されるなら、そこが次の空売り機会です。

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