超人気の仮想通貨:なかなか上がらない金と銀

棒上げ状態の仮想通貨の動きに注目だ。最近の熱狂的な上昇は、デービッド・ストックマン氏(元米行政管理予算局局長)が指摘している差し迫る経済危機を示唆している可能性がある。もし仮想通貨の力強い上昇が継続するなら、それは株式市場の暴落が近づいていることを教えているように私には見える。-- ロブ・カービー(フォレンシック・マクロ経済アナリスト)
仮想通貨で最も有名なのはビットコインですが、最近のビットコインの人気は異常です。先ず、下はビットコインの日足チャートです。


3月の中頃は900ドル台で取引されていましたが、今日の価格はなんと2569ドルに達しています。「バブルだ!」と叫んだ方もいると思いますが、とにかく普通の上げ方ではありません。

こんな状況ですから、ビットコインの投資信託も急騰しています。


今日のローソク足を見てください(A)。巨大な陽線です。出来高も大きく突出し(B)、買いのクライマックスを感じます。

なぜ仮想通貨の急騰が、米国株式市場の差し迫る暴落を示唆している、とカービー氏は判断したのでしょうか?
大幅に上昇する仮想通貨は、世界が米ドルを拒否しているということだ。たとえば、仮想通貨で最大のビットコインの時価総額は、ここ3カ月で2倍になっている。ビットコインに次ぐイーサリアムの時価総額は13倍、第3位リップルの時価総額は60倍に膨れ上がっている。
現在のビットコインの時価総額は419億ドル、イーサリアムは179億ドル、そしてリップルは93億ドル、三つ合計すると691億ドルになります。全米最大のアップルの時価総額は8000億ドルですから、これには遠く及びません。ダウ30銘柄で言うなら、691億ドルは、第27位のアメリカン・エキスプレスに相当します。

カービー氏が言うように、急騰する仮想通貨は、世界のドル離れがいよいよ本格的に始まった、ということかもしれませんが、単なる一時的な投機熱である可能性もあります。仮想通貨が無くなることはないと思います。赤字だらけの世界の国々を考えれば、人々は仮想通貨をますます重要視することになることでしょう。問題は今日の仮想通貨価格の急速な上げ方です。こんな状態が長続きするのは不可能ですから、現時点では急落に気をつけるべきです。

カービー氏が本当に言いたかったことは、これだと思われます。
もし金と銀価格が中央銀行によって操作されていなければ、仮想通貨のように10倍、20倍になった筈だ。
正にカービー氏の意見は、いらいらする金と銀の投資家たちの声を代表しているようです。

(情報源:Rob Kirby-Rising Crypto Currencies Means Crash Near

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