デッドクロスは役に立つシグナル?

トレーダーたちは、ドル指数にデッドクロスが起きそうなことを指摘しています。下が日足チャートです。


矢印の部分で分かるように、50日移動平均線が上から下へ200日移動平均線をクロスして、デッドクロスが起きそうな状態です。

デッドクロスは役に立つのでしょうか?『トレンド・トレーディング』の著者ダリル・ガッピー氏はこう述べています。
デッドクロス、そしてその親戚にあたるゴールデンクロスを使ってトレードする人たちは多大な損を出す。ゴールデンクロスとデッドクロスは二つのことを保証している。1、ゴールデンクロスで買ったのでは遅すぎる。2、デッドクロスで売ったのでは遅すぎる。
もう一度、ドル指数の日足チャートを見てみましょう。


ゴールデンクロスの買いシグナルが出たのはA、10月21日、その時の数値は98.70でした。Bで分かるように、売りシグナルとなるデッドクロスはまだ起きていませんから、Aで買った人たちはまだ売っていません。しかし、現在の数値は97.11ですから、Aで買った人たちは損を出している状態です。

お気付きの人が多いと思いますが、問題は50日と200日という移動平均線に使われている数字です。ガッピー氏によると、この二つの数字を好んで使うのはファンダメンタル分析を重要視する人たちであり、売買タイミングを重要視するトレーダーではありません。

トレンドを把握するために私は移動平均線を使い、クロスでの売買はしませんが、クロスを使ってトレードする人が多いことは確かです。下は、一部のトレーダーが使っている例です。


移動平均線は5日と8日に設定されています。MACDのパラメーターは8、13、5です。

最後に、ドル指数を一目均衡表で見てみましょう。


ローソク足、基準線、転換線、遅行スパンの全てが雲の下にあり、ドル指数は明らかなダウントレンドです。50日と200日移動平均線のデッドクロスを待っていたのでは遅すぎです。

(参照した記事:Chart: Beware the Death Cross fairy tale

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