注目を浴びたサイバーセキュリティー銘柄

月曜の米国株式市場で注目を浴びたETFはこれです。

日足
PureFunds ISE Cyber Security (HACK)という、サイバーセキュリティー銘柄に投資しているETFです。先ず、このETFが買いを集めた理由から見てみましょう

大規模サイバー攻撃:被害は150カ国以上、週明けに感染が拡大する可能性(ウォール・ストリート・ジャーナル)
先週金曜、「ワナクライ」(WannaCry)と呼ばれるマルウェアによる攻撃が約150の国々で確認され、イギリスの国民保険サービス、米フェデックス、ドイツの大手鉄道、ロシアの銀行などが被害を受け、被害件数は20万件以上に及びました。このニュースを受け、サイバーセキュリティー銘柄専門のETFは窓を開けて強く寄付き(A)、買い人気を示す膨大な出来高(B)が伴っています。

このETFは下記の銘柄に投資しています。


FireEye(FEYE)の+8.25%を筆頭に、2銘柄を除いて全てが上昇しています。株サイトMARKETCHESSは今朝のブログで、下から5番目のAkamaiテクノロジーズについて、こんなことを書いています。
サイバーセキュリティーETFの人気が向こう数週間に渡って続くのなら、大きく売られすぎとなっているAkamaiテクノロジーズが、逆張りの買いとして面白そうだ。
下が、Akamaiテクノロジーズの日足チャートです。


「逆張りの買い」と指摘されているだけのことはあり、現在の株価は200日移動平均線(1)より下、どう見ても強いチャートパターンではありません。更に、「200日移動平均線より下にある株は買ってはいけない」、という有名な言葉もありますから、多くの投資家はAkamaiテクノロジーズを避けていることでしょう。

現時点で、この株を試しに買ってみるテクニカル的な理由は、少なくとも二つあります。

  • 乖離率(2):現在の株価は、200日移動平均線から17.93パーセントも下へ離れています。こんな極端なレベルに下がるのは1年ぶりであり、反発ラリーが起きる可能性があります。
  • 相対力指数(3):低迷が続く株価を反映し、相対力指数(RSI)は30を割り、一般的に言われる売られすぎレベルに達しています。空売りの買い戻しも起きやすいレベルですから、一時的な反発ラリーに期待できそうです。
繰り返しになりますが、これは「逆張りの買い」ですから、思惑が外れた場合、たとえば先週金曜の安値を割ってしまった場合は直ぐに損切ることが必要です。

上のチャートを拡大して、最近の部分だけを見てみましょう。


現在の株価は49ドル83セントです。目標は、窓を開けて下げた日(A)の高値54ドル86セント、損切りは先週金曜の安値割れ(49ドル28セントB)です。リスクは55セント、リワードは5ドル3セントですから魅力的なリスク・リワード比です。


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