低迷の続く銀、しかしまだ明るすぎる投資心理

銀はいくらなんでも売られすぎだ、ということを最近よく聞きます。下は銀のETFの日足チャートです。


1で分かるように、4月の中頃から下げが続き、下げ幅は12%を超えています。注目されていることが二つあります。
  • サポートになる可能性がある12月の安値(2)が迫っている。
  • RSI(相対力指数)は売られすぎを示しているから(円内)、そろそろ反発ラリーが起きても不思議ではない。
センチメン・トレーダーのジェーソン・ゲファート氏は、こんなことを語っています。
下げの続く銀の様子を見てみた。強い売り圧力だ。既に11日連続の下げとなり、これは過去40年間で2番目に長い連敗だ。たしかに大きな下げ方だが、投資心理はまだ極めて悪いという状態ではないから、現時点では持続性のある反発ラリーに期待することはできない。
下がゲファート氏の指摘しているチャートです。

チャート:sentimentrader
赤い線より上は超強気、緑の線より下は超弱気な投資心理を示します。現在の数値は40ですから、超弱気ラインに達するには、あともう10ポイント下げる必要があります。ゲファート氏は、更にこう語っています。
最近1年間を見ると、投資心理が40付近に達すると銀は反発ラリーを展開した。しかし、今回は投資家たちの期待に反してラリーが起きていない。これが示唆していることは、投資心理は更に悪化して30未満に落ち込む可能性があるということだ。
投資心理は、いつ頃30を割って超弱気になるかは分かりませんが、季節的には6月末が注目です。


過去20年間の銀価格の季節性です。見てとおり、4月、5月、6月は低迷、そして6月末に底を打って上昇に転じる傾向があります。ということで、投資心理と銀価格が6月末に同時に底打ちとなったら良い買いチャンスになりそうです。


コメント