銀株ETF、トリプル・レジスタンスに挑戦中

自分の追っている銘柄以外に、株をやっている人たちは、今日は何が買われているのだろうか、ということを調べます。下が今日の様子です。


シルバー、ゴールド、コールの順番で並び、最も好調なのは+1.76%の銀株指数です。日足チャートを見てみましょう。

銀株指数
入れた移動平均線は、長期トレンドを把握するために広く使われている200日移動平均線です。現在の位置は、この移動平均線より下ですからトレンドはダウントレンド、買い手には面白くない状態が続いています。

最近の部分だけを見てみましょう。


先ず、Aを見てください。中途半端な位置で下げ止まり反発したと思われるかもしれませんが、12月20日の安値から2月8日の高値で計算すると、Aは88.60%の値戻しレベルに相当します。50%、61.8%の値戻しレベルほど有名ではありませんが、88.60%もトレーダーたちに意識される数字です。

反発後、銀株指数はレンジを形成しています(B)。上限と下限が明確な横ばいゾーンですから、上限の突破は買いシグナルとなります。

下は、銀株に投資しているETF、Global X Silver Miners の日足チャートです。


動きは銀株指数と同じです。88.60%の値戻しレベル(A)付近がサポートになり反発、そして明確なレンジを現在形成しています。上限(B、36ドル80セント)の突破が買いシグナルです。

実は、レンジの上限は、とても興味深い位置にあります。


赤い線(1)は、最近の高値(2月8日)から引いたVWAP(出来高加重平均)です。見てのとおり、VWAPはレンジ上限の直ぐ下にあり、ETF価格はVWAPの突破に難航しています。更に、37ドル付近には50日移動平均線(2)も走り、これもレジスタンスになっています。レンジの上限、VWAP、50日移動平均線、正にトリプル・レジスタンスです。

これだけ条件が揃っているのですから、売り手が有利な筈ですが、ETFは簡単に下げることを拒み横ばい状態です。もし50日移動平均線突破という事態が起きれば売り手は買い戻すしかありませんから、37ドルは注目のレベルです。

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