NYダウが21000を突破したのは大統領の演説のおかげ?

マーケット終了まで、まだ2時間ありますが、ダウ平均は現在+314ポイント、1.51%の大幅上昇です。

大統領の演説でダウが21000を突破したことを伝えるCNNの見出し
どのサイトも、昨夜のトランプ大統領の演説をナンバー1の買い材料にあげています。

演説に新しいものは含まれていなかった。しかし、演説は系統的、そして整然としており、トランプ氏が大統領にふさわしい人材であることを証明するのに十分な内容だった。-- ニコラス・コラス(マーケット・ストラテジスト)

今までのトランプ大統領には、「俺がやってやる!」という悪く言えば独裁的な姿勢がありました。しかし、昨夜の演説には全くそんな様子は無く、一致団結と調和を強調した国民に希望を与える内容だったので、マーケット関係者たちは一安心です。

今日のマーケット上昇が強力なものになった原因として、今朝のコラムでニガム・アロラ氏は、こんなことを指摘しています。
大きな資金を動かすプレイヤーたちは、演説前にどのようなポジションを作ったのだろうか?希望的な観測で最近のマーケットは上昇していたから、大統領が議会演説で具体的な経済対策を語らないかぎりマーケットは大幅下落となる、と彼らは結論した。過去を調べてみると、議会演説で大統領が具体的な経済策を述べたことはほとんど無かったから、彼らはマーケットの下げに賭けて大きな空売りポジションを作った。
予想したように、大統領は具体的なことは話さなかった。しかしマーケットは下げなかった。プレイヤーたちは先物市場で早速空売りポジションを買い戻し、俗に言うショートスクイーズが起きた。これが今朝の窓を開けての強い寄付き原因だ。この強い寄付きでアルゴリズムが稼働し、マーケットには次々と買い注文が入り、上昇の勢いに更に弾みが付く結果となった。
アロラ氏は、こんなことも書いています。
テレビに昨日出演したアナリストたちは皆同様に、「演説に具体的な経済対策が含まれていなければマーケットは下げる」、と語っていた。そして今日、彼らは昨日言ったことを完全に忘れてしまったかのように、こんなことを述べている。「大統領の温暖、和解的な演説が買い材料となった。」なぜ彼らは、こんなことを平気で言えるのだろうか?アナリストには、トレードという厳しい状況で生きのびていくタフさなど無い。彼らは、最初から相場で利益を上げることなど考えていない。単に理屈を言うことが彼らの仕事なのだ。
(情報源:Dow soars 300 points, zooming past 21,000 for the first time

Here’s the real reason behind Dow 21,000 (no, it’s not Trump's speech)

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