バフェット氏がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイをS&P500と比較してみた

バークシャー・ハサウェイは、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が会長兼CEOを務める世界最大の持株会社です。


「下手なミューチュアル・ファンドを買うよりバークシャー・ハサウェイ株に投資した方が得だ」、という言葉で分かるように、大多数の投資家からバフェット氏は信頼されています。

バークシャー・ハサウェイの年次報告書には株価指数S&P 500とバークシャー・ハサウェイの株価を比較する統計が載っている。バフェットが1965年にバークシャー・ハサウェイの経営権を握ってから2014年現在までの約49年間に、S&P 500の上昇率が約11,200%(112倍)だったのに対し、バークシャー・ハサウェイの株価は約183万%(18300倍)という桁外れの上昇をみせた。これは複利計算で年率で約22.2%の増加が49年間連続して続いているのと同じ上昇率である。(ウィキペディアから抜粋)
バークシャー・ハサウェイ株の売りを勧めるアナリストは一人もいません。何と言っても、相手は投資の神様のようなバフェット氏ですから、売り推奨など出したらマスコミに大きく取り上げられることでしょう。

下がバークシャー・ハサウェイの日足チャートです。


1月の時のように、株価は50日移動平均線(赤い線)を割っていますが、今のところサポートゾーン(A)に支えられています。ストキャスティクスは20を下回り(B)、株価が売られ過ぎであることが示されていますから、数値的には買いの準備です。

バークシャー・ハサウェイを、マーケットのベンチマークS&P500指数と比べてみましょう。


上は、S&P500指数の日足チャートです。入れた線は、今年の初日(1月3日)から引いたVWAP(出来高加重平均)です。現在の位置はVWAPより上ですから、今年買った人たちの損益を合計するとプラスになります。もう一つの注目は月曜です(矢印の部分)。VWAPがサポートになって、S&P500指数は反発の開始です。


見ての通り、バークシャー・ハサウェイの場合はVWAPを割ってしまい、S&P500指数のような反発ラリーが起きていません。現在の株価はVWAPをやや下回っていますから、今年買った人たちの損益合計はマイナスになり、投資家たちは損を出している状態です。

繰り返しますが、「下手なミューチュアル・ファンドを買うよりバークシャー・ハサウェイ株に投資した方が得だ」、という言葉があるほど、投資家たちはバフェット氏を尊敬しています。しかし、現時点ではベンチマークS&P500指数に遅れを取り、投資家たちに積極的な買い姿勢が見られません。

「米国株式市場は割高だ。そろそろ大きな下げがやって来る」、という意見が聞かれるだけに、最近のバークシャー・ハサウェイ株の動きに不安を感じます。

(情報源:ウィキペディア

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