ツイッター:安心しきった売り手たち

先週、ツイッターが有料版を検討していることが報道されました。

 米ツイッター、有料のプレミアム版検討 ビジネス関係者向け(ロイター)

下の日足チャートで分かるように、ニュースが買い材料となることはありませんでした。


正に、投資家たちは、有料版を導入してもツイッターを救うことはできない、と判断しています。

medium.comのホバート氏の意見を記す前に、先ずこのヘッドラインを見てください。


ツイッターは、パワー・ユーザー用の有料版を検討中という意味になります。ツイッターを頻繁に使う人はヘビー・ユーザーと呼ばれ、パワー・ユーザーは単なる頻繁ユーザーではありません。パワー・ユーザーは様々なツールを利用して情報を集め、収集した情報分析なども行うツイッターのプロのような存在です。

下が、ホバート氏の意見です。
ツイッターのマーケットはそれほど大きくない。ソーシャルメディアを含めたデジタルメディア全体を見た場合、ヘビー・ユーザーたちは、使い勝手を良くするために金を大して使わない。TiVoが、100万人の購読者を得るために、4年半もの年月を要したのが良い実例だ。パワー・ユーザーは、優れたツールを取得するために金を払う。しかし、ツイッターのパワー・ユーザーの対象となる米国ジャーナリストの数は、数年前約8万3000人だ。もちろん、ジャーナリスト以外にもマーケターたちがいるが、ツイッターはマーケターから既に収益を上げている。
ツイッターには、月々のアクティブ・ユーザーが3億人いると言われています。ホバート氏が指摘していることですが、ユーザーの1%が月々15ドルの料金を払えば、ツイッターの今年の売上は5億4000万ドルになり、この数値は予想されている今年の売上を上回ります。しかし、ツイッターには対象となるパワー・ユーザーが少ないということですから、ツイッターの抱える問題はそう簡単に解消しそうにありません。

ツイッターの週足チャートを見てみましょう。


下半分は空売り残です。株価の低迷を反映し、空売り残は中々減りません。言い換えると、売り手は全く心配していません。何か良い材料が出れば、ショートスクイーズが起きて株価は跳ね上がるのですが、肝心な良いニュースが中々発表されない状態です。

(情報源:米ツイッター、有料のプレミアム版検討 ビジネス関係者向け

Twitter might build a paid subscription service for power users

A Paid Product Won’t Matter for Twitter

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