銀行株が最も好調な季節がやって来る

今日の主役は米FRBイエレン議長です。
米FRB、利上げ「待ち過ぎるのは賢明でない」=イエレン議長(ロイター)
イエレン議長の証言はタカ派と判断され、証言直後、米国債の利回りとドル指数が急騰しました。(1分足チャート)

米30年国債利回り(チャート:ゼロヘッジ)


ドル指数(チャート:ゼロヘッジ)
更に、このタカ派発言で、金利先物市場によると、3月に金利が引き上げとなる可能性は30%から36%に上昇です。

ここで、米雇用統計(1月分)が発表された2月3日を振り返ってみましょう。非農業部門雇用者数は予想を上回る良好な数値でしたが、焦点があてられていた時給の伸びは予想を下回り、アナリストたちはこんな意見を述べていました。
・今日の雇用統計を見て、3月の金利引き上げの可能性を35%から15%に引き下げた。-- ジャン・ハトジウス(ゴールドマン・サックス)
・3月の利上げ予想をしていた人たちは、見方を6月に変更することだろう。 -- マービン・ロー(BNYメロン)
・今日の結果を見る限り、連銀が現在のゆっくりとした利上げ姿勢を早急に変えることはない。-- スティーブン・ギャラガー(ソシエテ・ジェネラル)
正に、3月の金利引き上げを心配する必要は無いという見方が主流でしたが、今日の証言を聞いたゴールドマン・サックスのハトジウス氏は、10日前に引き下げたばかりの3月金利引き上げの可能性を15%から20%に引き上げました。

こんな意見もあります。


ヘッジアイのマカルー氏のツイートです。氏にとって、今日のイエレン氏の証言がタカ派な内容になったのは当然の成り行きであり、決して驚くことではありません。なぜなら、イエレン議長はハト派姿勢を長く続けてきましたから、これ以上ハト派な意見を述べるのは難しい状態です。言い換えると、イエレン議長は最高なハト派でしたから、更にハト派な姿勢を表現する言葉を見つけるのは不可能です。

今日のイエレン発言で銀行株に買いが集まりました。


上は、銀行株のETFの日足チャートです。12月から横ばい状態でしたが、とうとう上放れとなりました。

下は、過去20年間の銀行株指数の季節性チャートです。

チャート:EquityClock.com
1月、2月はパッとしませんが、 3月と4月は年間を通して最も好調な2ヶ月間ですから、ここからは銀行株が、ますます注目されることでしょう。

(情報源:米FRB、利上げ「待ち過ぎるのは賢明でない」=イエレン議長

Bank Stocks, Dollar, & Yields Surge After Yellen Warns "Waiting Too Long To Hike Is Unwise" - Speech Highlights And Live Feed

Goldman Raises March Rate Hike Odds, Sees "Strong Support For Near-Term Policy Action"

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