小型金鉱株はAB=CD!?

米国株式市場のベンチマークとして知られるS&P500指数の今週の成績は+0.12%でした。極めて低い上昇率ですが、こんなことを安心している人たちがいます。


S&P500指数の60分足チャートです。窓が固いレジスタンスになり、下げ基調へ転落するという心配がありましたが、S&P500指数は窓を無事に突破して金曜の取引を終えました。

今週のマーケットを振り返り、特に目立ったのは6.48%の上昇となった小型金鉱株のETF、Market Vectors Junior Gold Minersです。先ず、週足チャートから見てみましょう。


金鉱株のファンたちは、このチャートを見ると、とても興奮します。なぜなら、彼らはAB=CDが形成されている、と確信しているからです。最近の部分だけを見てみましょう。


2016年の1月がAです。Bが形成されたのは2016年の8月、そして2016年の12月にCが形成されました。ということで、小型金鉱株のETFは、目標のDに向かって現在上昇中です。AB=CDで計算すると、Dは61ドル付近になります。(金曜の終値は39ドル26セント)

金鉱株のファンには、日足チャートも魅力的に見えます。


逆三尊の可能性があります。Aで分かるように、ETF価格は買いシグナルとなるネックラインを突破し、48ドルが目標です。

季節的な要素も金鉱株の買い要因の一つとなっています。

データ:ibankcoin
上は、月別に見た小型金鉱株のETFの成績です。2月は年間を通して最も強い月、平均で6.44%の上昇です。

もちろん、注意すべき要素もあります。いくつか見てみましょう。


小型金鉱株のETFは、12月の安値から既に40%も上昇しています。うまく安値で拾えた人たちが、このへんで一部売って利益を確定しても不思議ではありません。直ぐ上には、レジスタンスになる可能性があるものが、少なくとも二つあります。
・50%の値戻しレベル(A。2016年8月の高値から12月の安値で計算)
・200日移動平均線(B)
ということで、現時点では位置的に買い難いと判断した場合は、やや上向きとなった50日移動平均線付近まで下げたところで買うという方法もあります。


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