金融株の上げ相場は一先ず終了!?

金融株のETF、Financial Select Sector SPDR(XLF)が2%を超える大きな下げとなっているのでツイッターを検索してみたら、こんなツイートが出てきました。

なぜ、これが金融株のETFに関係があるのだろう、と不思議に思いましたが、原因はユーザー名にXLF(矢印の部分)という3文字が入っているためでした。XLFは、この金融株のETFのティッカー・シンボル(証券コード)と同じです。

下が、Financial Select Sector SPDR(XLF)の日足チャートです。


高値圏で横ばいが続いていましたが、今日の2.38%の下げで、ETFは下限を割って終了となりました(1)。出来高も増大(2)、最近1ヶ月で最高です。

このETFは64の金融株に投資し、資金が最も多く割り当てられているのが下の10銘柄です。(数字は資金の配分率を示します。)

データ: ETF.com
トップはウォーレン・バフェット氏がCEOを務めるバークシャー・ハサウェイ、10.76%の資金が割り当てられています。見てのとおり、JPモルガン・チェース、バンク・オブ・アメリカ、シティグループ、ゴールドマン・サックスといったお馴染みの名前でトップ10は占められています。今日の取引を振り返ると、これら10銘柄は全て下げ、下げ幅が最も大きかったのはマイナス4.17%のバンク・オブ・アメリカです。

今日の下放れを見て、金融株の上昇相場は一先ず終了したのではないだろうか、という憶測が出始めています。下は、バロンズのヘッドラインです。

金融株ETFはプルバック; ラリーは終わった?

興味深いのは、Bespokeインベストメントのツイートです。

金融株の動きを追うなら、米10年国債の利回りを見るだけで十分だ。
青い線が金融セクター、そしてオレンジ色の線が10年国債の利回りを示します。動きが、とてもよく似ています。特に最近ですが、利回りの下げは12月の終わり頃から既に始まっていますから、今日の金融ETFの動きは、国債利回りを追うブレイクダウンと解釈することができます。

今年は3回の金利引き上げが予想されている米国ですが、国債利回りの最近の動きは、3度も利上げをするのは無理だと言っているような気がします。

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