NYダウ平均が20000を今日達成でなかったのは誰の責任?

予想されていたように、FOMCからは25ベーシス・ポイントの金利引き上げが発表されました。下は、ダウ平均の5分足チャートです。


矢印で示したところが利上げが発表された時間です。陽線で分かるように、最初は上げましたが買いは続かず、けっきょく崩れてしまいました。

次に、日足チャートを見てみましょう。


今日の陰線で、ダウの連勝は6でストップとなりました。しかし、一部の投資家たちが少しガッカリしたことは、ダウ平均が20000を達成できなかったことです。金利の引き上げが発表された直後、ダウ平均は19966に達し、20000までたったの34ポイントとなりました。これで今日中に達成できる、と楽観的な見方が広がりましたが、祝杯をあげることはできませんでした。
マーケットは休むことなく、短期間で大きく上げ、やや疲れ気味だ。それに、多くの人たちが極めて買われすぎなマーケットを指摘している。 -- マイケル・サントリ(CNBC)
ということで、金利引き上げでダウ平均は下げたのではなく、疲労と買われすぎが下げ要因である、という意見が主流です。

マーケットが下げに転じ、ダウが2万を今日達成できなかったはバロンズ誌の責任だ、という意見もあります。


バロンズ誌の表紙です。「ダウ平均20000に備えよ」、と大きく書かれています。よく言われることですが、雑誌の表紙は良い逆指標となる傾向があります。

下は、2012年10月の表紙です。


完全にベアの天下、といった絵が掲載されています。この表紙が発表された10月のダウ平均の高値は13661、そして1ヶ月後には12471を記録し約9%の大きな下げとなりました。

これと反対な表紙は、2014年の9月です。


自信満々のブルが舵を取っています。この時も、1ヶ月でダウ平均は約9%の大幅下落となりました。

繰り返しますが、今回の表紙は「ダウ平均20000に備えよ」です。ひょっとすると、ダウの2万達成は永久に無理かもしれません(笑)。

(情報源:Santoli: Tired, overbought Dow fails to hit 20,000 as Fed hikes rates

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