半導体株のETFに現れた売りシグナル: 次の注目はゼロライン

一般的に言われていることですが、高値圏で大陰線が突然現れたら、トレンドが転換した可能性があります。下は、半導体株指数の日足チャートです。


Aで分かるように、今日の陰線は特大、滅多に見ることのない長さです。当然の結果として、半導体のETFも大きく売られています。下が日足チャートです。


4.76%の大幅下落、巨大な陰線(A)が出来上がっています。今日の出来高は膨大(C)、9月9日以降で最高です。注目は、直ぐ下に控えているサポートライン(B)です。はたしてそこには、押し目買いを狙う買い手が待っているでしょうか?言うまでもなく、「高値圏での大陰線出現=トレンド転換」、という一般論が証明されるためには、このサポートが崩れる必要があります。

投資家やトレーダーたちに広く使われている指標、MACDからは売りシグナルが出ています。


矢印の部分を見てください。MACDラインがシグナル・ラインを下抜け、明確な売りシグナルが表示されています。もう一つ指摘したいのはダイバージェンスです。


ETF価格は順調に上昇を続けていましたが、MACDは反対に右下がりとなり、ETF価格の上昇の勢いが衰えていることが示されています。

次の注目はゼロラインです。


見やすくするためにヒストグラムを外しました。点線がゼロラインです。AとBの前例で分かるように、ゼロラインはサポートになる傾向があります。言い換えると、今日の売りシグナルを見て大引け間際に空売った人たち、または明日に空売りを予定している人たちの第1目標はゼロラインまでの下げです。もし、期待される反発が起きず、MACDがゼロラインを完全に割ると、それは第2の空売りシグナルです。

繰り返します。半導体のETFが、ダウントレンドに完全に転じたかは現時点では分かりません。しかし、今日の大陰線は要注意警報です。

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