トレードは長期トレンドに従え!?

皆さんも、こんな話を何度か聞かれたことがあると思います。最近の良い例はドイツ銀行株です。
ドイツ銀行の日足チャートには、ブレイクアウトが期待できるブルフラッグが形成されているようなので、買ってみたいと思っているのです。

たしかに、ブルフラッグが形成されている可能性があります。

しかし、ドイツ銀行の週足チャートは明確なダウントレンドなので、たとえ日足の形が良くても、ここでドイツ銀行の買いを検討するのは間違いだと思うのです。長期トレンドはダウントレンドなのですから、売りが正しい姿勢だと思うのです。

上の週足チャートを見たら、ドイツ銀行は明白なダウントレンドだ、とほぼ100%の人たちが言うことでしょう。

多くの人たちは、トレードをする前に長期トレンドを確認することが大切だ、と言います。言い換えると、小波は大波に飲み込まれてしまうから、トレードは大波の方向に合わせるのが正しいという意味になります。

繰り返しになりますが、大波である週足を考慮すると、ドイツ銀行は買いではなく空売りのチャンスが訪れるのを待つことになります。しかし思惑が当たり、日足に形成されるブルフラッグを上放れた場合は、現在の株価から21%ほど高い19ドル60セント付近まで上昇する可能性があります。


言うまでもなく、21%は簡単に無視できる数値ではありません。

もう一度、週足チャートを見てみましょう。


目標株価の19ドル60セントは、4月の高値19ドル70セントとほぼ一致します。言い換えると、日足を基に測定した目標株価は、週足チャート上でも達成する可能性があることが示されています。

大波、小波という考え方は間違っていません。しかし、長期トレンドを常に重視してしまうと、良いトレード機会を失ってしまう危険性があることも確かです。

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