2016年9月10日土曜日

長い横ばいが終わった米国株式市場

7月から値幅の狭い退屈なマーケットが続いていました。


上は、大型株指数として有名なS&P500指数の日足チャートです。見てのとおり、高値圏で完全な横ばい状態、あくび連発の日々が続いていました。そして金曜、マーケットが大きく動きました。


長い目立つ陰線が形成されました。S&P500指数は2.45%の下げとなり、英国のEU離脱が決まった6月24日(-3.59%)以来最大の下落となりました。

さて、米国株式市場は、いよいよベアマーケット入りでしょうか?金曜の大幅下落で、投資心理が明らかに変化しています。下は、CNNマネーに掲載されている恐怖&欲 指数です。

CNNマネーから
一日前の数値は、欲を示す強気な69でしたが、恐怖を示す弱気な43に転落です。

しかし、ダグ・ショート氏(ADVISOR PERSPECTIVES)は、こんなことを指摘しています。

チャート: ダグ・ショート氏のブログから
注目は出来高です。英国のEU離脱が決まった時はマーケットが大幅に下げただけでなく、Aで分かるように、伴った出来高も膨大です。金曜の出来高を見てください(B)。50日移動平均線を27%ほど上回っていますが、目立って大きな出来高という訳ではありません。言い換えると、確かに巨大な陰線が形成されましたが、皆がパニックして売ったという様子はありません。

なぜ狼狽売りが起きなかったのでしょうか?その答えは、英国のEU離脱後のマーケットの急速な回復にあると思われます。まさかの英国EU離脱でパニック売りが起きましたが、見てのとおり陰線は2本続いただけで、その後は急ピッチに回復してしまいました。

繰り返しますが、昨日の下げはたしかに大きいです。しかし、英国の一件で簡単に回復したマーケットですから、多くの人たちは、「金曜の下げは一時的なもの、直ぐに回復する」、と思っていることでしょう。狼狽売りが起きるためには、月曜のマーケットも大きな下げになる必要があります。


目先的には、2120がサポートになるかに注目です。

(情報源: CNNにマネー

S&P 500 Snapshot: Biggest Plunge Since June 24th

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