なぜ9月の相場は一番悪いのか?

下のチャートで分かるように、1950年以来、ニューヨーク・ダウ平均の成績が最も悪いのは9月です。
チャート: chartoftheday.com
なぜ9月の成績が一番悪いのでしょうか?投資家たちは夏の休暇中に金を使い過ぎてしまい、家計をやり繰りするために、9月に株を売って資金を作っているのでしょうか?マーク・ハルバート氏(ハルバート・ファイナンシャル・ダイジェスト)は、こう述べています。
ダウ平均が誕生したのは1890年代の終わりだ。それ以来、年間を通してダウ平均が最も低迷するのは9月であり、平均すると1.1%の下げだ。極めて悪い9月が数回あったために9月の成績が悪い訳ではない。とにかく9月の成績は一貫して悪い。なぜ9月は冴えないのだろうか?原因を探ってみたが、現時点では、これだと言える決定的な要因が見つからない。
9月の下げを上手く説明するのは難しい、ということですが、一般的に受け入れられている仮説が3つあります。
1、どうしてそうなるかは不明だが、夏休みの終了後、投資家たちは株を売る傾向がある。
2、多くのミューチュアル・ファンドの会計年度が9月30日に終わる。そのため、ファンド・マネージャーたちはポートフォリオを良く見せるために、成績の悪い株を9月に売却する。
3、9月には新学期が始まる。高い授業料や寮費を払うために、親たちは持っている株を売って資金を作る。
次に、グーグルへアクセスして、「なぜ9月の相場は冴えないのか」、で検索してみました。藤本誠之という人が書いた、こんな記事が出て来ました: 『9月は株を買うな!年間の値動きの法則を知って負け知らず』
9月は、日本でも米国でも負け続けの、「波乱の月」です。バブル崩壊以降、勝率が極めて低い、年間を通してみると最悪期といえます。1990年から2012年までの23年間をみても6勝17敗、75%の確率で負けています。なぜ、9月はこんな波乱の月となってしまうのでしょうか?理由はいくつかありますが、
この記事を実際に読んでみると分かりますが、「バカンスとクリスマスは外国人投資家の動きが鈍くなる」、「オイルマネーの動きはラマダン時期に影響される」、「日本の機関投資家は決算前には動きにくい」、などが理由として挙げられています。もちろん、「クリスマス」、「決算前」といった言葉で分かるように、これらは9月だけに特有の要因ではありません。

なぜ9月の相場は最も悪いのでしょうか?低迷する決定的な原因は何なのでしょうか?上記した藤本氏は、こんなことも書いています。
同じ時期に同じように起こる株価の動きがあり、これは、アノマリー(Anomaly)と呼ばれ合理的には説明できないのですが、よく当たるとされている経験則の1つです。

(参照した記事:September is the worst month for U.S. stocks, and no one knows why

9月は株を買うな!年間の値動きの法則を知って負け知らず

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