金鉱株が大きく売られたのはガートマン氏の責任だ!?

二日前の日曜日、CNBCに出演したデニス・ガートマン氏(ガートマン・レター)は、こんな予想を語りました。
金は上放れ、米国債は下放れとなるだろう。
逆指標として有名になってしまったガートマン氏なので、反対のトレードを月曜早々に実行したトレーダーもいることでしょう。

デニス・ガートマン氏 
今のところ、ガートマン氏の予想が正しかったのか、それとも間違っていたかの結果は出ていませんが、氏の予想を苦々しく思っているのは金鉱株に投資している人たちです。


上は、金鉱株のETF、Market Vectors Gold Miners(GDX)の日足チャートです。Aで分かるように、短期サポートラインを決定的に割っています。更に、今日の下げは4.9%の大幅下落です。
ガートマンが金は上放れする、などと言うから金鉱株が売られてしまった! -- 金鉱株の投資家たち

矢印(1)で示しましたが、金鉱株のETFは上昇するトレンドラインを既に割っていますから、多くの人たちが、「金鉱株はベアマーケットに入った」、と判断したと思います。入れた3本の横線(2、3、4)は、予想されるサポートレベルです。

ベアマーケットで覚えておきたいのは、この言葉です。
下げ相場にサポートは無い。
当たり前のことですが、下降するマーケットが下げ相場と呼ばれる理由は、サポートになると思われた場所がサポートにならず株価の崩れが継続するためです。もちろん、2、3、4がサポートになり、ETF価格が反発する可能性は十分にあります。しかし、高値圏で買ってしまった人たちは、ETF価格が反発してくれることを心待ちしています。たとえ買った価格まで戻らなくても、損が減った時点で売却を計画している人もいることでしょうから、反発ラリーは数日間で終わってしまうことが考えられます。ということで、金鉱株のETFには、戻り待ちの売りが出やすい状態です。

(参照した記事:Gold and bonds 'don't make any sense', but here's what to do: Gartman

コメント