株のトレーダーたちが最も強気なのは週末??

面白い統計があります。

データ:StockTwits
上のチャートには、曜日別に見た、株のトレーダーと投資家のセンチメントが示されています。緑色が強気、赤が弱気です。

注目は青で囲った部分です。Saturday、Sundayで分かるように、トレーダーたちが株に対して最も強気なのは、マーケットが閉まっている週末です。反対に、トレーダーや投資家が、最も弱気なのは木曜日です。弱気と言っても、数値は70%を超えていますから、一週間全体を通して株のトレーダーたちは強気に傾いている、と言うことができると思います。

繰り返しますが、トレーダーが最も強気なのは、取引が無い週末です。この事は、時間帯におけるセンチメントにも表れています。

データ:StockTwits
青の四角で囲った部分が、株の取引がある時間帯です(ニューヨーク時間: 午前9時半~午後4時)。明らかに言えることはこれです。
トレーダーや投資家が最も強気なのは、取引が行われていない時間帯だ。
上のチャートを、もう一度見てください。トレーダーが最も弱気なのは、マーケットが終了する午後4時です。

考えてみれば、トレーダーが取引の無い時間帯に最も強気なのは当然のことかもしれません。マーケットが閉まっている時は、多くのトレーダーが翌日の計画をし、前向きな希望に溢れた姿勢です。しかし、マーケット開始と共に現実に直面し、トレードが計画どおりに進まない、という面白くない事態が発生し強気センチメントが衰えて行きます。

もう一度言いますが、センチメントが崩れると言っても、数値が半数以下の40%、30%といったレベルに下がることはありません。言い換えると、トレーダーはいつも強気ですから買いが中心になり、空売りは心理的にやりにくい方法です。こんなトレーダーたちに嬉しいのがベアETFです。ご存知のように、マーケットが下がると思う時にベアETFを買います。買うという行為で空売りに参加できるのですから、ベアETFはトレーダーや投資家の心理をうまくつかんだ金融商品だと思います。

(参照した記事:Here’s When Investors and Traders are Most Bullish and Bearish

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