ヒラリー・クリントン氏は空売りの名人?

コレクションズ・コープ・オブ・アメリカという株が、35%の暴落となっています。マーケット終了まで、まだ1時間以上ありますが、下が現時点における日足チャートです。


超特大な陰線、ここまでの出来高は通常の40倍、正にパニック売りです。

なぜ、こうも下げたのでしょうか?コレクションズ・コープ・オブ・アメリカは、刑務所や仮収容所を経営する企業です。11時30分頃、米司法省から、政府は民間企業の経営する刑務所の使用をやめる計画だ、というニュースが報道され、パニックした投資家たちの売りが殺到する結果となりました。下が5分足チャートです。


日足チャートをもう一度見ると分かりますが、コレクションズ・コープ・オブ・アメリカの崩れは今日始まった訳ではありません。


指摘したいことが3つあります。
1、先月の7日に、株価はアップトレンドラインを割り(A)、上昇の勢いに衰えが明確に表れています。
2、今月の4日には、200日移動平均線割れが起きています(B)。ウォール街には、「200日移動平均線より下にはベアが住む」、という言葉があり、この移動平均線より下にある株は投資に向かない、という考え方があります。
3、上昇する矢印で分かるように、6月は340万株ほどだった空売り残が、7月末には810万株に膨れ上がっています。もちろん後講釈ですが、まるで司法省からのニュースが発表されることを事前に知っていたような空売り状況です。
ニュースを少し調べてみてみました。

今月3日に、コレクションズ・コープ・オブ・アメリカは予想を上回る決算を発表しましたが、株価には全く好影響になりませんでした。

興味深かったのは、今月4日にSeeking Alphaに掲載された記事です。
大統領に立候補しているヒラリー・クリントン氏は、民間企業が経営する刑務所と仮収容所を廃止させたいという考えを持っている。2015年、コレクションズ・コープ・オブ・アメリカの収益の51%は連邦政府から来ている。
冗談ですが、コレクションズ・コープ・オブ・アメリカを積極的に空売っていたのはヒラリー・クリントン一派でしょうか?

実は、ヒラリー・クリントン氏には、こういう古い話があります。1978年から1979年にかけて、何とクリントン氏は、生牛相場で1000ドルの資金を10万ドルに増やすことに成功しています。これだけのトレード才能を持つ人ですから、たとえ次期大統領になれなくても、講演とトレードで優雅な生活を楽しむことができるでしょう。

(参照した記事:Prison stocks plunge more than 40% after DOJ report

Corrections Corporation Of America: Likely To Lose A Key Contract Worth 16% Of Revenue, 35% Of EBIT

Hillary Rodham cattle futures controversy

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