米国株式市場、17年ぶりの出来事

木曜(11日)に起きた出来事です。
米国主要株式指数の終値:
ダウ平均: 18,613.52
S&P 500指数: 2,185.79
ナスダック総合指数: 5,228.40
3指数揃って史上最高値が記録されました。CNBCによると、3指数が同時に過去最高を記録したのは1999年の12月31日が最後ということですから、正に17年ぶりの出来事です。

「17年前のことなど憶えていない」、と言う人も多いと思いますが、1999年にはこんな曲がヒットしていました。



1999年の記憶が、少しはよみがえったでしょうか?

話を株式市場に戻します。

問題が起きたのは、3指数が揃って史上最高値を付けた3ヶ月後です。2000年3月、インターネット株バブル(ドット・コム・バブル)が弾け、米国株式市場は2年間の低迷相場に入りました。

CNBC
上のチャートで分かるように、ダウ平均は2年間で12.8%の下げ、S&P500指数は21.9%の下落となりました。しかし、多数のインターネット株が上場されていたナスダックは、なんと52.1%の暴落です。

さて、17年ぶりに3指数が揃って史上最高を記録した今日、2000年のようにバブルの破裂が再現されるのでしょうか?2009年の3月にS&P500指数が666で底を打って以来、S&P500指数は174%の大幅上昇となり、多くの投資家が、「そろそろ下げてもおかしくない」、と感じています。

著名投資家たち、たとえばジョージ・ソロス氏、ジェフリー・ガンドラック氏、ビル・グロース氏、カール・アイカーン氏は差し迫る株式市場の大きな下げを既に警報しています。特に、英国のEU離脱が決まった直後の下げを見て、多くの人々はベアマーケット入りを確信しました。しかし、ご存知のように、マーケットは下げを簡単に取り戻しただけでなく、市場最高値を記録してしまいました。

「マーケットの天井では弱気論、警告など聞こえてこない」、という言葉がありますから、現在のマーケットには、まだ上げる力が残っていそうです。2000年と今日のマーケットの大きな違いは、マーケット参加者の熱狂度です。2000年に比べれば、今日の参加者は、まだ騒ぎ方が足りません。極端に言えば、今日の投資家たちは冷静すぎて、マーケットの天井を感じることができません。

(参照した記事:Last time all 3 stock indexes broke records, a long tumble came next

The stock market just did something it hasn't done since December 31, 1999

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