子育てと株トレードの共通点

株のトレードで何度も繰り返し失敗すると、自分にはトレードの才能が無い、と自信を失ってしまうものです。全ての人が、プロのバイオリン演奏家になることは無理ですが、練習を積めば、誰でもある程度のレベルまで進むことができるのも確かです。ですからトレードも同じで、諦めずに勉強練習を続ければ、少なくとも平均的な利益を上げることが可能になるのではないでしょうか?


トレーダー・コーチとして知られるブレット・スティーンバーガー氏はトレード技術の習得を子育てに例えています。

初めての赤ちゃんが生まれ、親たちの子育てが始まります。親たちには子育ての経験はありませんから、赤ちゃんが泣き出すと、「オムツが濡れたのかな?お腹が空いたのかな?」、と色々詮索し、赤ちゃんを抱きかかえたりミルクの用意をします。こんな事を繰り返していると、母親は子どもの泣き声を聞いただけで、何が必要なのかが直ぐに分かるようになります。

子どもの泣き声を聞いただけで何が欲しいのかが分かる、というレベルに達するためには、ある一定以上の時間を子どもと一緒に過ごす必要があります。株や為替などのトレードもそれと同じです。マーケットのリズム、個別銘柄の持つ習性を把握するには長時間にわたってマーケットを見ることが必須となります。

マーケットを見る、マーケットを観察すると言っても、始めた頃は何を見たら良いかが分かりません。こんな時に役立つのがトレードに関する本です。本の中には、代表的なチャート・パターン、そしてレジスタンス、サポートなどのコンセプトが紹介されていますから、先ずそれらを実際のマーケットで見つける練習をします。

医学部で教えた経験があるスティーンバーガー氏は、医学部が行っているような教育方法を採用することで、新人トレーダーを一人前のトレーダーに育てることができる、と結論しています。スティーンバーガー氏の言葉を引用します。
先ず、知識の習得から始める。新人たちをグループに分け、お互いを助け合うだけでなく、ベテラン・トレーダーから習うことも奨励する。知識を習得し、ある程度の練習を積んだ後は、自分の性格や好みに合わせてスペシャリストになることだ。
自分の性格に合ったトレード、というのは、とても重要です。私の場合は、デイトレードが性分に合わないので、数日間株を保有するスイング・トレードをしています。勢いに乗るブレイクアウト大好き、逆張りは性分に合わない、と人によって違いますから、トレードで成功するためには、自分の性格に合ったスタイルを選ぶことが大切です。

(参照した記事:Can Successful Trading Be Taught?

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