2016年8月10日水曜日

マーク・ファーバー氏の話を聞いて思い出す言葉: 相場は相場に聞け

「S&P500指数は50%下落するだろう」、というマーク・ファーバー氏の言葉が報道されたのは火曜日でした。ファーバー氏は、テレビに出演する度にマーケットの大幅下落を語り、投資家たちには「万年ベア」として知られる有名人です。

ファーバー氏 
ファーバー氏が弱気論者として有名になった大きな原因はこれです。

1987年のニューヨーク株式市場の暴落を予見・警告していたことで有名になった。その後に引き続いて日本の株式市場のバブルについても、日経平均株価は8,000円まで下げないとバブル崩壊は終焉しないと述べていたが、実際その通りに日経平均株価は39,000円台から2003年4月に8.000円割れとなった。2007年には東京で開催された講演で、過去最大の資産バブルとそれに依存した米国の経済成長を指摘し、世界的な株安と景気後退(リセッション)を予見・警告して金などの商品投資を推奨していたが、実際その通りに2008年には未曾有の金融危機と景気後退が世界経済を襲った。(ウィキペディアから抜粋)
これは凄い、ファーバー氏の意見を聞く価値は十分にある、と結論する人もいると思いますが、氏を批判する人たちのほとんどは、こんなことを述べています。
ファーバー氏の言うことはいつも同じだ。壊れた時計でも、一日に二回くらいは正確な時刻を示すものだ。
正に、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」、といった感じですが、Value Walkは昨日のブログで、ファーバー氏の言葉を振り返っています。
・ 要注意、1987年のような暴落がやって来る。(2013年8月8日)
・ 2014年の暴落は、1987年の暴落を上回る下げになるだろう。(2014年4月10日)
・ やって来る暴落は1987年の暴落に匹敵する下げとなる。(2016年1月26日)
・ 株式市場は、1987年のような暴落となる可能性がある。(2015年10月5日)
・株式市場は今年、1987年のような暴落に襲われるだろう。(2012年5月10日)
・ ベアマーケットが始まる。(2011年8月3日)
ファーバー氏は、氏を非難する人たちについて、こう述べています。
私を批判する人は多数いる。しかし、彼らには投資する金などない。私は、非難をする人たちには、いつもこう言っている。「あなたの過去10年間の投資成績と、私の成績を比べてみようじゃないか。」 私を非難する前に、私の勧めていた金関連と国債投資の成績を見るべきだ。予想は正しいこともあれば間違っていることもある。
予想には当たり外れがありますが、ウォール街には、「マーケットはいつも正しい」、という言葉があります。この言葉を肯定するように、為替トレードで知られる柾木利彦氏は、「相場と友だちになることが勝利の秘訣」、と語っています。頭では分かっていることなのですが、「相場は相場に聞け」を実践するのは中々難しいものです。

(情報源:Why Marc Faber is calling for an ugly stock-market crash—again

Marc Faber A 1987 Style Crash Will Happen In …..

ウィキペディア

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