太り過ぎはニュー・ノーマル

火曜のマーケット・ウォッチによると、20歳以上のアメリカ人の約70%が太り過ぎです。正に、過半数が太り過ぎですから、こう結論されています。
Overweight has become the new normal 太り過ぎは新たな常識(ニュー・ノーマル)となった。

太り過ぎが健康に良くないことは誰でも知っています。しかし、70%という大多数になってしまうと、太っていることは当たり前であり、別に恥ずかしいことでも気にすることでもありません。現に、アメリカには、こんなテレビ番組があります。


番組の名前は「My Big Fat Fabulous Life(私の大きな太った素晴らしい生活)」です。実際にこの番組を見た人の話によると、主人公のホイットニーさんは「太っていることが好き」、と公然と語り、肥満であることを全く気にしていません。(ご本人は、健康のために減量するべきだ、ということは承知しています。)

私は一度もこの番組を見たことがないので、ホイットニーさんのライ・フスタイルを非難するつもりはありませんが、My Big Fat Fabulous Life(私の大きな太った素晴らしい生活)という番組名に抵抗を感じます。

太っていることは罪ではありません。太っているからといって、卑屈になる必要もありません。体型に関係なく、明るく楽しく生きたいというのが私たちの希望です。しかし、「太った素晴らしい生活」という考え方が定着してしまうと、たとえ健康に良くないということを分かっていても体重を減らす意欲が全く無くなってしまいます。

更に、Fat is beautiful (太った人は美しい)という言葉もよく聞かれるようになり、太った人もセクシーである、と主張する人が増えていることもたしかです。下は、太めの女性が、初めて水着モデルとして採用され話題になったスポーツ・イラストレイテッドの表紙です。


「太っている女性はセクシー、太った男性もセクシー」であるのなら、無理して体重を減らす必要はありません。何と言っても、大人の70%が太り過ぎですから、太ったことを嘆くより、肥満を受け入れ楽しく生きた方が得です。正に、アメリカは肥満との戦いを諦め、居直ってしまったようです。

(参照した記事:How Americans have grown more obese over time, in one depressing chart

10 things to take away from My Big Fat Fabulous Life

Sports Illustrated Just Made History By Putting A Plus-Size Model On Its Cover

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