買い手もイライラ、売り手もイライラ

今週末のロサンゼルスは記録的な暑さです。日本から観光で来られた方々は、この暑さに閉口されていることと思います。こんな時は、やはりビーチが最高です。


さて、米国株式市場は高値を更新し好調な展開ですが、「そろそろ大きな調整がある筈だ」、という声も聞こえてきます。もっと正確に言うと、なかなか下がらないマーケットに、売り手だけでなく、買い手もイライラしています。両者のイライラを明確に表わしているのが、このチャートです。


小型株指数に連動するETF、iShares Russell 2000 Indexの日足チャートです。2月に底を打って以来、順調に上昇し(+27%)、去年の12月につけた高値に最近到達しました。この高値がレジスタンスなる、と解釈した人たちは空売った訳ですがETF価格は横ばい(A)になってしまい、売り手が期待しているような下げがなかなか起きません。

高値圏で横ばいですから、買い手もイライラです。押し目買いを考えている人たち、たとえば、20日移動平均線(B)付近まで下げたところで買ってやろう、と計画している人が多いと思いますが、ETFは高値に貼り付いてしまい、なかなか下げてくれません。

買い手もイライラ、売り手もイライラです。なかなか押し目を作ってくれないマーケットですから、上放れを期待しての買いに作戦を変えた人もいることでしょう。もちろん、既に空売っている人は高値更新のブレイクアウトが怖くなり、ここで買い戻している人も少なくないと思われます。上昇基調が明確な最近のマーケットですから、現時点で心理的に有利なのは買い手の方でしょう。

コメント

佐波めぐみ さんの投稿…
S&P500日足チャートを見ると鯨幕相場が継続中に見えます。
買い手と売り手のイライラの度合いを表しているのかしら?
T Kamada さんの投稿…
佐波めぐみ さん

コメントありがとうございます。

高値圏で横ばいとなってしまい、売り手も買い手もイライラしていることと思います。完全な日柄調整になってしまいましたね。