移動平均線の基本的な話

Finance Trendsのツイート

アメリカン・エキスプレスが200日移動平均線に接近している。68ドル50セントを突破なら、金融セクターを力づけることだろう。

注目してほしいのは、下線を引いた部分、「200日移動平均線」です。なぜ、わざわざ200日移動平均線という言葉を入れたのでしょうか?この言葉を抜いて読むと、こうなります。
アメリカン・エキスプレスが68ドル50セントを突破なら、金融セクターを力づけることだろう。
まるで、68ドル50セントという数字には特別な意味がある、といった雰囲気ですが、もちろんこの数字には特別な意味はありません。重要なのは200日移動平均線です。こんなことが一般的に言われています。
株価と200日移動平均線の位置関係がトレンドを決定する。ごく単純に言うと、買い手は200日移動平均線より上にある株を選び、売り手は200日移動平均線より下で推移している株を空売ることを好む。
アメリカン・エキスプレスが68ドル50セントを越えることは、200日移動平均線を上回ることを意味します。言い換えると、アメリカン・エキスプレスはベアの領域を脱してブルの領域へ入ります。アメリカン・エキスプレスは単に皆が知っているだけでなく、ダウ30銘柄の一つでもありますから、これが好転することはマーケットにも好影響となります。

投資家やトレーダーが使っているのは200日移動平均線だけではありません。下は、他の移動平均線に関する一般的な解釈です。
・短期トレンドを把握するためには21日移動平均線(または20日)、中期トレンドは50日移動平均線、そして長期トレンドを確認するためには200日移動平均線が用いられる。
・トレンドが極めて強い場合は、売買タイミングを計るために5日平滑移動平均線、そして10日単純移動平均線が役立つ。
・ホットな株を買い足したい場合は、株価が50日移動平均線に戻ってきたところで行う。更に、50日移動平均線に注意を払う機関投資家も多いから、この移動平均線には注目したい。
・移動平均線の傾きも重要だ。たとえば、株価が50日移動平均線を越えたからといって、中期トレンドがアップトレンドに変わった、と断定することはできない。トレンドがアップトレンドに転換するためには、移動平均線も上向きになる必要がある。

(参照した記事:10 Facts About Moving Averages

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