S&P500指数はネックラインを割った、それともまだ?

予想以上にタカ派的な内容のFOMC議事録が公表され、マーケットは下げに転じました。


上のS&P500指数の2分足チャートで分かるように、議事録発表直後、大きな陰線が形成されました。こんな急激な下げ方ですから、日足チャートには、このようなことが起きました。


トレーダーにお馴染みの、ヘッド・アンド・ショルダーズ(三尊)が形成されています。見てのとおり、売りシグナルとなるネックライン割れが起きています。目標は1970付近です。

しかし、最終的にS&P500指数は少し反発して、ネックラインの上に戻って終了となりました。


見てのとおり、ザラ場ではネックラインを確かに割りましたが、引けはネックラインよりわずかばかり上です。下放れだ、と判断して空売った人は間違っていたのでしょうか?

もちろん、明日も下げとなれば、結果的には今日売った人は正解です。しかし、基本的な考え方はこれです。
売買出動は、終値を確かめてからすること。
言い換えると、トレードに出動する前に、ローソク足が先ず完成するのを待つ必要があります。上のチャートは日足ですから、大引けが来るまでローソク足は完成しません。もちろん、大引け数分前には、どのようなローソク足が形成されるか分かりますから、その時点で売買に出動するのは可能です。

この考え方は週足、月足、5分足、10分足にもあてはまります。先ず、ローソク足が完成するのを見てからトレードに出動すること。特に、週足ような長い足は完成に時間がかかります。水曜の時点で陽線でも、金曜の取引が終わったら陰線になっていた、ということがよく起きるので注意です。

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