米国株式市場: 注目の5日移動平均線

先週の米国株式市場を振り返ってみると、最近好調だった業種が利食われています。
・ 工業用金属&鉱物株指数: -9.64%
・ 銅株指数: -8.74%
・ アルミニウム株指数: -8.15%
・ 石油・天然ガス機器株指数: -6.74%
米国株式市場のバロメーターであるS&P500指数の先週の成績は0.4%の下げでした。工業用金属&鉱物株指数の週足チャートを見てみましょう。


1で分かるように、9.64%という大幅下落を反映する長い陰線が形成されました。以前のサポートライン(2)が、今度はレジスタンスになっている様子を見ることができます。ストキャスティクスは、ここ数週間買われ過ぎを示す80以上で推移し(3)、80割れが売りシグナルであると一般的に解釈されています。もちろん、ストキャスティクスは既に下向きになっていますから、多くの人たちは80割れを予想して持ち株を売ったことでしょう。

入れた移動平均線(A)は34週平滑移動平均線です。下降が続いていましたが最近は上向きになり、トレンドが明らかに好転しています。BとCの部分を見てください。34週平滑移動平均線が、レジスタンスになっていた様子を見ることができます。先週は、確かに長い陰線が形成されましたが、この上昇が始まった34週平滑移動平均線が今度はサポートになる可能性があります。言い換えると、この移動平均線付近には、買い手が待っていることが考えられます。

34週平滑移動平均線というのは、あまり馴染みのない数値かもしれませんが、フィボナッチが好きな人たちによく使われている移動平均線です。下は、フィボナッチの数字(8、21、34)を使った例です。


話をS&P500指数に移します。超短期的な移動平均線の話です。

先ず、60分足チャートです。


下降する33移動平均線がレジスタンスになっています。次は10分足チャートです。


下降する195移動平均線の突破に難航しています。33、195と両者のパラメーターは違いますが、これは日足に走る5日移動平均線と同じです。


上の日足チャートで分かるように、S&P500指数は5日移動平均線が目先のレジスタンスになっています。ということで、今週は、この移動平均線を突破できるかに注目です。

コメント

K.egi さんの投稿…
ベアは待ちくたびれております。💤