クレディ・スイス: 金は目先天井

金は正真正銘のブルマーケットだ。1500ドルに達するだろう。--  デニス・ガートマン(ザ・ガートマン・レター)

実は、このヘッドラインを見て少し心配になりました。ガートマン氏は、「コモディティ王の異名を持つ著名投資家」、「大きな影響力を持つ投資家」といった言葉で紹介される人ですが、最近は逆指標(曲がり屋)というイメージがあります。

特に最近失笑されたのは、1月25日にガートマン氏が語った原油に関する予想です。
原油は、私が生きている間に44ドルに達することは二度とないだろう。
下が原油のチャートです。


1が1月25日、その日の終値は31ドル45セントでした。2月10日(A)、原油は26ドル台で下げ止まり、一転して大きな回復ラリーの開始となりました。そして4月25日(2)には、ガートマン氏が生きている間には二度と起きる筈がない44ドルに到達です。

さて、ガートマン氏が金1500ドルの強気論を発表した今日、クレディ・スイスは「金は目先天井である」、という見方を公表しています。下が金の日足チャートです。


クレディ・スイスは、金の買いポジションを軽くすることを勧めています。主な理由は二つあります。
1、目標価格の1308ドルがほぼ達成された。
2、ダイバージェンスが起きている。
ダイバージェンスについては、上のチャートを見てください。金価格は上昇ですが、RSI(相対力指数)は反対に下げ危険信号が灯っています。クレディ・スイスが言うように、ここが一時的な天井となる可能性がありますから、今は積極的な買いは控えた方が無難です。最終的に、金は1500ドルを達成すると思いますが、現時点では売りに用心です。

(参照した記事:Credit Suisse Sees A Near Term Gold Top

Gartman says gold is in a true bull market—and on its way to $1,500

GARTMAN: Crude oil will never trade back above $44 'in my lifetime'

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