FOMC政策金利発表直後のマーケットの動き

「連邦公開市場委員会(FOMC)からはタカ派的な声明が発表されるだろう」、というゴールドマン・サックスとソシエテ・ジェネラルの見方は外れました。現に、両社のアナリストはドル買いを勧めていましたから、今日の動きで早速損切ったトレーダーも少なくなかったことでしょう。下は、ドル指数に連動するETFの5分足チャートです。


矢印を入れましたが、FOMCからはゴールドマン・サックスの予想とは反対のハト派的な声明が発表され、ドルは急落となりました。

タカ派な意見が発表されれば、株式市場も下げるだろう、と多くのトレーダーは予想していましたが、これも外れです。下は、S&P500指数の3分足チャートです。


1で分かるように、声明発表直後に巨大な陽線が形成され、マーケットはほぼ今日の高値で終了となりました。

次に、S&P500指数の建玉状況を見てみましょう。


上昇する矢印が示すように、S&P500指数は強い反発ラリーの展開中です。「これは下げ相場における一時的なラリーである」、という意見が多かったですから、大口と小口投機家(2,3)は空売りに力を入れていました。注目は、「賢いマネー」と呼ばれているコマーシャル筋(1)は、大口、小口投機家とは反対に買っていたことです。

これは何度か書いたことですが、現在のマーケットは売りが優勢なのか、それとも買いが優勢なのかを判断する方法の一つに3/10オシレーターの活用があります。

S&P500指数(日足)
3/10オシレーターは、パラメーターを3、10、16に設定したMACDです。現在のように、シグナルライン(青い線、1)がゼロラインより上なら買いが優勢になります。それとは反対に、シグナルラインがゼロより下で推移(2)している場合は売りが基本姿勢です。

(情報源:Long USD/JPY: A Good Risk-Reward Trade Into BoJ & FOMC - SocGen

Goldman Does It Again: Dollar Plummets After Goldman FX Says "Dollar Rally Far From Over")

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