2016年3月6日日曜日

金鉱株のベアETFの出来高は史上最高

金鉱株のベアETF(レバレッジ型)、Direxion Daily Gold Miners Bear 3X (DUST)の日足チャートです。


ベアETFですから金鉱株指数が下がると上昇する仕組みになっています。見てのとおり、最近下降するETF価格は好調な金鉱株の様子を示しています。

さて、注目していただきたいのは矢印の部分、金曜の出来高です。膨大な出来高ですが、報道によると、これは史上最高だそうです。下は、今年に入ってからの動きだけを見たものです。


上昇している赤い線は金鉱株指数を示し、両者の反対関係がよく分かります。

1月19日(A)、ETF価格は20ドル96セントの高値を記録、そして先週金曜(B)の終値はたったの3ドル88セントです。こんなに大きな下げとなってしまったのは、このETFはレバレッジ型だからです。

金曜に記録された、史上最高の出来高に話を戻します。
金曜の出来高: 98,737,544
通常の出来高: 20,810,000
正にパニック売り、完全な降参状態です。言い換えると、金鉱株の弱気論者がほぼ絶滅し、皆が皆金鉱株に対して強気な状態ですから、金鉱株は短期的に見た場合、一時的な天井が近いのではないでしょうか?

下は、金鉱株のETFの日足チャートです。


1月の終わり頃から上げ相場が始まっていますが、先ず気になるのは金曜のローソク足です(1)。長い上ヒゲが目立ち、失速の様子が現れています。もう一つはダイバージェンスです。ETF価格は高値更新ですが、RSI(相対力指数)は既に下降が始まり(2)、このへんが目先天井になる可能性があります。

好調な金鉱株に乗り遅れた人たちは、一時的な下げを待っていると思います。言い換えると、押し目買いのチャンスを狙っています。


1は200日、そして2は50日移動平均線です。矢印の部分で分かるように、最近クロスが起きて、トレンドの好転が示されています。

どのあたりで押し目買いが起きるでしょうか?注目は、38.2%と50%のフィボナッチ・リトレースメント(値戻しレベル)です。(1月19日の安値から先週金曜の高値で測定)
・ 金曜の終値: 19ドル71セント
・ 38.2%の値戻しレベル(A): 17ドル67セント
・ 50%の値戻しレベル(B): 16ドル68セント
金鉱株のETFの投資センチメントにも注目です。


チャート: sentimentrader.com
80(赤い点線)を超える数値は大多数が強気な状態、20(緑の点線)を下回る数値は大多数の投資家が弱気な状態です。現在の数値は67、最近は40を割ることがありません。根気よく待つのであれば、押し目買いの出動は20を割ってからになります。

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