大荒れのユーロ・ドル

何と言っても驚きの一件はこれです。


ユーロ・ドルの10分足チャートです。先ず、欧州中央銀行(ECB)は予想を超える金融緩和を発表し、左側の矢印で分かるようにユーロ・ドルは下落となりました。

しかし、見てのとおりユーロ安は長続きせず、9時前に1.0822だったレートは昼すぎには1.1218に達し、ピップに換算すれば396ピップという巨大な反発ラリーの展開となりました。もちろん、396ピップの全てを取るのは不可能ですが、もし神業的に安値で1ロット買って高値で売ったとすると3960ドルの利益、円に換算すれば約44万8000円の儲けです。

なぜユーロ・ドルは、こうも簡単に一転してしまったのでしょうか?下は、ロイターからの抜粋です。
市場は当初、事前予想を上回る大胆な金融緩和パッケージを素直に好感したが、ドラギ総裁が追加利下げの可能性は低いとの考えを示したことで流れが一変、ユーロは急反発した。
ロレッサ・アドバイザリーのニコラス・スピロ氏は「口先介入能力の高さを自負するドラギ氏のような中銀当局者が、早期の追加利下げの可能性を否定するという間違いを犯すとは信じ難い」と述べ、「ドラギ氏のバズーカ不発」とした。
ユーロ・ドルのチャートをもう一度見てみましょう。

5分足です。


1と2の矢印で分かるように、買いシグナルとなるダイバージェンスが起きています。為替レートは下げ方向(1)ですが、RSI(相対力指数)は既に上昇が始まり(2)、買いチャンスが迫っていることが示されていました。

3と4がトレードの一例です。

買い出動はレジスタンスラインの突破(3)、そして利食いは4のレジスタンスライン付近になります。ですから買いは1.0892、そして売りは1.0978になり、利益は86ピップほどになります。

とにかく今日のユーロ・ドルの乱高下は大きな話題となり、多数のツイートがありました。面白かったのは、チャールズ・フォレレ氏(ウォール・ストリート・ジャーナル)のツイートです。


UターンがJターンに変わった。」

(情報源:ECBが追加緩和、一段の利下げ否定に「バズーカ不発」批判

フォレレ氏のツイート

コメント

amelie さんの投稿…
こんにちは  先日はありがとうございます
金関連のETFが上がっていますが、すでにトレンドは変わったとお考えですか?
T Kamada さんの投稿…
amelie さん

こんにちは。金鉱株は底を打ったと思います。しかし現時点では買われすぎなので、少し下げたところで買い足そうと思っています。

買い足しのタイミングですが、これは金の季節性チャートです。(http://charts.equityclock.com/gold-futures-gc-seasonal-chart)

2月の終わりが一旦天井になり、ここからはしばらく横ばいする傾向があります。7月の始まった頃が、ひとつの買いタイミングになるかもしれません。