買いを集めた金、鶏肉、電力会社

あと1時間ほどで月曜のマーケットが終了します。


CNBC

見てのとおり主要株式指数は揃って大きく下げ、特にハイテク株の多いナスダックは3%を超える下落です。
マーケットは広く売られている。投資家たちは、「理由などどうでもいいから、とにかく売っておこう」、といった様相だ。 -- アダム・サーハン(サーハン・キャピタル最高経営責任者)

下は、ニューヨーク株式市場の様子です。

ヤフー・ファイナンス
上げ銘柄数(A)は497(16%)、下げ銘柄数(B)は2584(83%)ということで、下げ銘柄数が圧倒的に優勢です。冴えないマーケットを反映し、52週安値を記録した銘柄数は402(D)という状態なのですが、こんな状況にもかかわらず52週高値を記録した銘柄が50(C)あります。いったい、どんな銘柄が高値を更新したのでしょうか?下は、52週高値を記録した銘柄で、上昇率が最も大きなトップ5です。

finviz

第1位、2位、4位は産金会社、3位は鶏肉で知られるタイソン・フーズ、そして5位は電力会社のコンソリデーテッド・エジソンです。金(プレシャスメタル)、鶏肉(食品)、電力会社(公益株)が資金の避難先に選ばれた訳ですが、投資家の心理状態の変化は、こんなところにも見ることができます。


ここ3年間の動きですが、これは小型株のETFとメガキャップと呼ばれる超大型株のETFを比較したものです。投機熱が高い時は小型株が積極的に買われ、チャートは上昇基調となります。しかし下降する矢印で分かるように、最近は投機熱が完全に冷め、小型株が避けられている状態です。

もう一例見てみましょう。


これは、米株のバロメーターであるS&P500指数と米国債の比較です。上昇しているときは、株が国債より好まれて買われていることを示しますが、最近は下降が顕著になり、投資家たちは株よりも国債を好んでいることが示されています。赤い線は52週移動平均線(A)です。以前のような上昇が終わり、傾きが下向きになっています。明らかに、投資家は株を避け、資金を国債へ避難させています。

(参照した記事:Dow briefly down 400 on growth concerns; gold soars)

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