株式市場に興味を持つ大学生に共通していること

ニューヨークで株のトレード会社を経営、そしてトレーダー教育を行うマイク・ベラフィオレ氏は、コロンビア大学でセミナーを行いました。もちろん、出席したのは株式市場に興味を持つ学生たちです。


セミナーを振り返り、ベラフィオレ氏はこんなことを指摘しています。

・ 以前に比べ、今日の学生たちの株式市場に関する知識が深くなっている。
・ 私が話す前に、学生たちがマーケットに影響を与えると思われるニュースや情報を発表した。内容は系統的にうまくまとめられており、ソーシャルメディアが効果的に活用されている様子が反映されていた。更に、出席者が、どのような情報に興味があるかも心得ているようだった。
・ 「どうしたらトレーダーになれるでしょうか/どうしたらトレーダー職につくことができるでしょうか」、というのが彼らの持つ一番の質問だった。はっきり言って、私はこの質問に驚いた。なぜなら、これだけ情報を集めることができる彼らだから、そのようなことは既に知っていると思った。
・ 私が学生の頃は、夏休みと言えばアルバイトをしたものだ。しかし今日の多くの学生は、インターン生として金融機関で実習をしている。
・ 以前と変わらず、セミナーに参加する女子学生は極めて少ない。セミナー終了後、彼女たちと話す機会があったが、なかなか聡明な学生だった。なぜトレードに興味がある女子大生は少ないのだろうか?どのようにしたら女性たちにトレードに興味を持ってもらえるのだろうか?
・ トレードのオートメーション化、そしてどのようにして独自の指標を作り上げるかということに学生たちは大きな興味を持っている。現に、私の会社で作り上げたトレードプログラムについて話しているときは、正に学生たちの聞く姿勢には力が入っていた。
・ 学生たちには実際にトレードに使えるアイデアとニュースの違いが把握できていない。トレードに影響を与えそうなニュースは多々あるが、利益を生むのは適切なトレード・アイデアだ。
・ 既にトレードをしている学生も出席していた。そんな一人から質問攻めにあったが、コンピューターを駆使した、複雑なオプション・トレード手法には驚かされた。明らかに、私が学生だった頃より、今日の学生が持つトレード技術知識は高度なものになっている。
・ 彼らは、実際に活躍するトレーダーたちのエピソードを聞くのが好きだ。A社のトレーダーがこんな巨額な利益をあげた、B社のトレーダーはこんな失敗をした、といったトレーダーの話に大きな興味を持っている。

(参照した記事:What I learned about the future of trading during my guest lecture at Columbia U

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