退屈な日は手の上に座る

金曜のマーケット終了まで約1時間15分です。


上はS&P500指数の5分足チャートです。狭いレンジ内での動きが続き、正に退屈なマーケット展開となっています。

退屈という言葉で思い出しましたが、ウォール街には、「退屈なマーケットで空売りをしてはいけない」、という言葉があります。なぜアクビ連発のマーケットで空売ってはいけないのでしょうか?こんな説明があります。
ゆっくりとした動きの少ないマーケットでは、資金の少ない投資家たちが主な参加者となる傾向がある。小投資家たちに共通して言えることは、彼らは買いが中心であり空売りをすることはない。更に、静かなマーケットは安心感を生む結果となり、経験のある金融機関のトレーダーも買い出動してしまうことがある。
さっそく実例が出ています。


その後のS&P500指数ですが、注目は矢印の部分です。売りシグナルとなる下辺割れが起きましたが直ぐ回復し、空売った人は損切りです。

もちろん、退屈な日には絶対に空売ってはいけない、ということではありません。手元に統計が無いので、退屈な日に行う空売りの失敗率がどれほどあるかは分かりませんが、退屈な日に共通して言えることは、どっちつかずのトレーダーたちの態度です。正に優柔不断なマーケットですから、こんな日は早る気持ちを抑えて「手の上に座る(sit on hands)」が正解でしょう。



これもよく聞くことですが、退屈な日には、トレーダーたちが大きな損を出す傾向があります。マーケットは大して動いていないのですが、とにかくトレードしてやろうと躍起になっている人たちは、ダマシのブレイクアウト、ブレイクダウンに頻繁につかまってしまいます。一つ一つのトレードの損は小さいのですが、総合すると、かなりの損になっていたということになってしまいます。繰り返しになりますが、こんな日は手の上に座って、マウスをクリックしないことが大切です。

(参照した記事:Don't Ever Short A Dull Market, Right?

コメント

amelie さんの投稿…
先日からお世話になっております。ドル円を見ると、もうそろそろ天井というかんじがしますが、もう少しまだ、円高に触れる可能性があるかなと思ったりしています。。こちらで拝見しました原油関連のETFなどでもみましたが、これも底に近いです。ダイバージェんすが出始めているような感じがしますが、weeklyとdailyでみると微妙な感じですね。G20あたりまでまってから買い出動がいいかと思うのですが。。。どのように今の状況をお考えですか
T Kamada さんの投稿…
amelieさん

原油の週足チャートをツイッターに載せました。参照ください。

https://twitter.com/Kamada3/status/701798538812854272