2016年2月18日木曜日

恐怖指数と原油

「後講釈が当たる確率は100%」、という言葉があるように、過去を振り返ってみると、どこが買い場であったかは簡単に分かります。たとえば、これはS&P500指数の月足チャートです。


2009年3月、あまりにも出来過ぎた数字ですが、S&P500指数は666で底打ちとなりました。


チャート: セントルイス連銀 
上は米国の中古住宅の中間販売価格です。最近では、2012年の1月が絶好の買いタイミングでした。

問題は、実際に底を打っている時点では、大多数の人たちにはそれが分かりません。100発100中の方法があればぜひ教えて貰いたいですが、底を警報する指標として有名なのは恐怖指数という異名を持つボラティリティ指数です。


矢印をいくつか入れましたが、マーケットの底付近では、ボラティリティ指数が跳ね上がります。特に、2009年の大底では極端なレベル(A)に達しています。とうぜん疑問になることはこれです。「ボラティリティ指数が、どの程度跳ね上がったら、マーケットは底打ちになるのだろうか?」

Aの大底ではボラティリティ指数は60に達し、その次の底では約35、その次は43、そして最近の一時的な底では約28でした。25を超えたら一時的な底が近い、と単純に解釈するべきでしょうか?判断をする一方法として、ボリンジャーバンドが利用されています。


矢印を入れた3カ所に注目してください。ボラティリティ指数がボリンジャーバンドの上限バンドを上回ることは、マーケットの底が近いという警報になります。

興味深いのは原油です。


原油のETFと原油のボラティリティ指数(OVX)です。先ず、現在のOVXは7年ぶりの高レベルに達し、投資家たちの恐怖感が大きく高まっています。前回2回のように(矢印の部分)、原油のボラティリティ指数はボリンジャーバンドの上限をまだ越えていませんが、そろそろ接触しそうな状態です(A)。原油の底が近い可能性があります。

(情報源:Oil Prices Are “Coiled Spring,” Ready to Bound Higher

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