2016年2月15日月曜日

米国株式市場: 期待される短期反発ラリー

マーケットにはダイバージェンスが起き、短期的な反発ラリーの可能性が示唆されている。かと言って、ここで超強気になる理由は無い。今回の安値のテストでは、投資家たちが動転してパニック売り、という様子を見ることはできなかった。 -- (イバイロ・アイバノフ)
下が、アイバノフ氏が指摘しているダイバージェンスです。


上半分(A)は、S&P500指数に属する銘柄の何パーセントが50日移動平均線より上にあるかが示されています。BはS&P500指数です。

1、2を見てください。両者の同期間を比較してみると、S&P500指数(2)は下げ方向ですが、1は反対に上昇してダイバージェンスが起きています。マーケットは下げたにもかかわらず、50日移動平均線より上で推移する銘柄数が増えた訳ですから、内容的にはマーケットは好転しています。

ボラティリティ指数を見ることで、投資家たちの心理状態を見ることができます。


上半分が恐怖指数の異名を持つボラティリティ指数、下半分がS&P500指数です。8月にマーケットが急落したとき、投資家たちの恐怖度が高まり、ボラティリティ指数は大きく跳ね上がりました(A)。しかし今回の場合は(B)、2月1日のレベルから上昇していることは確かですが、Aのときのような極端な跳ね上がりはなく、投資家たちは慌てふためいて株を投げ売ったという様相ではありません。

一番上に記したように、アイバノフ氏は、「ここで超強気になる理由は無い」、と述べていますがマーケットの反発ラリーの可能性も指摘しています。


S&P500指数の日足チャートにストキャスティクスを入れたものです。1で分かるように、ストキャスティクスは売られすぎレベルから抜け出し、買いシグナルとなるクロスが起きています。一先ず目標は1950、レンジの上限付近です(2)。

先週、特に上昇が目立ったものとして、アイバノフ氏は金と金鉱株のETF、そしてカジノ銘柄をあげています。興味深いのは、ラスベガスでカジノを経営するラスベガス・サンズです。下が日足チャートです。



逆三尊の買いパターンが形成されている可能性があります。買いシグナルは45ドル付近に走るネックラインの突破(1)、目標は55ドルです(2)。

(参照した記事: Positive Divergencies All Over. What’s Next?

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