1万文字のツイートに興味はありますか?

私はツイッターのファンです。理由は株やマーケットに関する情報を集めるのに便利だからですが、ブレット・スティーンバーガー氏の意見に影響されたことも事実です。2009年になりますが、スティーンバーガー氏は、デイトレードにツイッターを役立てることについて書いています。


ファンド・マネージャーが株を実際に買う前には、様々な情報をアナリストから得ます。デイトレードの場合も情報が必要ですが、長々としたレポートを読む時間はありません。言い換えると、デイトレーダーには単純明快簡潔な情報が必要であり、140文字という制限があるツイッターは情報源として最適です。もちろん、いい加減なツイートもありますから、面白そうな人を先ずフォローしてみて、自分の目的に合った人を選ぶことが大切です。

繰り返しになりますが、ツイッターの魅力は140文字までという字数制限です。字数がごく限られていますから、ツイートできるのは要点だけになり、内容は必然的に明快簡潔なものになります。これは一例です。

ベテラン・トレーダー、ピーター・ブラント氏のツイートです。
この位置で今日終了するなら、アップル株のヘッド・アンド・ショルダーズを無視できない。
正に警報ツイートですから、ここでアップルを買うのはやめようと結論することができるだけでなく、アップルを空売り候補銘柄リストに入れることもできます。140文字の制限がありますから、ブラント氏の説明は要点だけであり、読むのにかかる時間はたったの数秒です。

要点だけ、簡潔であることが売り物のツイッターなのですが、ツイッターは文字制限を1万に増やすことを検討中です。現在の140文字から200文字に増やそうというのなら分かりますが、一気に1万というのは、かなりの飛躍です。早ければ第1四半期末までに1万文字制限のツイッターが登場するということですが、私は長々と書かれたツイートには興味はありません。

報道によると、実際に長いツイートをした場合、タイムラインに見えるのは140文字までになり、残りを読みたい場合はボタンをクリックします。平均的な英文ニュース記事の長さは1万文字だそうですから、それだけの文字数があれば、かなり詳しい内容のツイートが可能になります。

しかし、繰り返しになりますが、ツイッターの魅力は単純明快な140文字までの短文です。言い換えると、この文字制限を無くしてしまうことは、ツイッターがツイッターとしての独自性を失うのと同じことです。ツイッターには、この1万文字に関する反対意見が次々とツイートされています。下は一例です。

馬鹿らしい話だ。1万文字まで可能になったツイッターなど読む気はない。

ついでにもう一例。


低迷する株価が示すように、ツイッターの株主たちは不満でいっぱいです。ライバルのフェイスブックの株価は、ほぼ史上最高レベルで取引されていますから、ツイッターの株主たちの不満は膨れ上がるばかりです。こんな状況で140文字を1万文字に引き上げるという提案は、正にツイッターをフェイスブック化させようとしているのと同じです。20分ほど前に火曜のマーケットが終了しました。ツイッターは約3%の大幅下落、ほぼ史上最安値で終了です。

(参照した記事:Twitter Considering 10,000-Character Limit for Tweets

Twitter May Increase Tweets To 10,000 Characters, But Hide All Past 140

Twitter as a Daytrading Analyst

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