まるでオリンピックのような先週のマーケット: 好調だった金、銀、銅

日曜日です。日本は既に月曜の午前4時頃ですから、早起きな人たちが、そろそろ起きる時間です。いつも見ているStockTwitsを開いたら、まっ先にこのチャートが出てきました。

ダウ平均のようなお馴染みの指数ではありませんが、上はNYSE総合指数の週足チャートです。
NYSE総合指数: ニューヨーク証券取引所上場の全普通株を対象とする調整時価総額加重平均指数。米国預託証券(ADR)、不動産投資信託(REIT)およびトラッキング・ストック、上場外国企業を含む。(ブルームバーグ)
S、H、Sという文字がチャートに記されていますが、Sはショルダー、Hはヘッドを意味し、このチャートをツイートした人は、NYSE総合指数には売りパターンとなる「ヘッド・アンド・ショルダーズ(三尊)」が形成されていると解釈しています。

AAIIから個人投資家たちのセンチメント(投資心理)が毎週発表されますが、下が木曜に発表された結果です。
株に強気: 29.8% (前回から8.2ポイント上昇。歴史的平均値は39.0%)
中立: 30.3%(前回から0.5ポイント上昇。歴史的平均値は31.0%)
株に弱気: 40.0%(前回から8.7ポイント下落。歴史的平均値は30.0%)
AAIIのチャールズ・ロットブラット氏はこう述べています。
ここ数日間にわたって株式市場が安定していることが、弱気論者数の減少に結びついたと思う。しかし、約3分の1のAAIIメンバーが、「現在の株は割高だ」という見方をしている。
株の割高、割安を判断する方法で人気のあるのはPER(株価収益率)ですが、multplドット・コムによると、現在のS&P500指数のPERは21.40倍です。世界的な株安で株価は低迷している状態ですが、現在のPERは歴史的平均値の15.57倍、歴史的中間値の14.61倍を上回っています。

米国株式市場のバロメーターとして知られるS&P500指数は、先週1.75%の上昇でしたが、特に目立ったのは金、銀、銅です。まるでオリンピックのような話ですが、下が、それぞれの先週の成績です。
銀株指数: +11.55% 
金鉱株指数: +11.13% 
銅株指数: +11.13%
先週最も不調だったのは、マイナス5.88%のバイオテクノロジー株指数です。下が週足チャートです。


米国のブルマーケットを支えリードしてきたバイオテクノロジーですが、今や完全にダウントレンドに転じています。

もう一つ目につくのは、好調な生活必需品のETFです。


週足チャートですが、ダウやS&P500は崩れていますが、見てのとおり全く崩れていません。言うまでもなく、不安定なマーケットを反映して、投資家たちは資金を生活必需品株に避難させている状態です。

(情報源:AAII Sentiment Survey: 4 Out 10 Individual Investors Still Bearish

StockTwits)

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