今週のマーケット: 8つのコメント

・ ヨーロッパの2社のアナリスト、ロイヤル・バンク・オブ・スコットランド( RBS )とソシエテ・ジェネラルは原油の20ドル割れ、そして米国株式市場の75%大幅下落を予想している。更にJPモルガンのアナリストは、上昇は売りチャンスであり下げたところで買うのは間違いだ、と述べている。(CNBC


・ 最終的な底を形成するには時間が必要だ。本物のベアマーケットは18ヶ月から36ヶ月の長さがあり、現時点でマーケットが底だと判断するのは早過ぎる。-- アダム・サーハン(サーハン・キャピタル)

・ よく聞く言葉に、「個人投資家たちは簡単にパニックしてしまう」、というものがある。現在の不安定なマーケットで、持ち株を手放している個人投資家がいることは確かだが、全体的に見た場合は、多くの個人投資家たちは下げに耐えている。フィデリティ・インベストメンツによると、今年ここまでを振り返った場合、個人投資家たちは口座から資金を引き出すのではなく、それとは反対にもっと資金を口座へ足している。更に、アダム・ナッシュ氏(ウェルスフロント)は、「マーケットが下げているからといって、個人投資家たちはリスクの低い投資へ資金を移動させていることはない」、と述べている。-- ジェーソン・ズワイグ(ウォール・ストリート・ジャーナル)

・ 悲観論者、弱気論者たちの言うことを聞くべきだろうか?答えは「イエス」だ。悲観論者たちが言っているような状況が長く続くことは不可能であり、状況はやがて好転する。言い換えれば、悲観論者の声が大きく聞こえるのは好材料だ。 -- モルガン・ハウセル(The Motley Fool)

・ もちろん、これは後講釈だが、米国株式市場は予想された位置で反発となった。S&P500指数のチャートを見たら簡単に分かるが、マーケットはサポート・ゾーンに下げたところで一転反発となった。株価には記憶があると言われているが、正にそのとおりだ。-- ジョシュア・ブラウン(ファイナンシャル・アドバイザー)

・ 原油の下げ方はまるで最高潮に達したようだ。株や債券市場に大きな影響を与えるだけに、全てのマーケット関係者が原油の動きを監視している。しかし、多くの投資家たちが忘れていることは、原油の下げは昨日今日に始まったことではなく、この2年間で71%も下げている。(BESPOKEインベストメント

・ 今月の原油市場を見て言えることは、これは事実に基づいた下げというより恐怖が大きな原因となっている。供給過剰、膨大な在庫といった状況が存在することは事実だが、そのようなことは6ヶ月前にも存在していた。同様に、株式市場が最悪なスタートを切った原因も恐怖だ。世界のマーケットが現在示していることは、投資家たちの自信喪失だ。 -- フィル・フリン(プライス・フューチャーズ)

・ ダウ平均とS&P500指数の週足チャートに今年初めての陽線が形成され、投資家たちのムードがやや明るくなった。リッチ・ロス氏(テクニカル・アナリスト)は、「マーケットは目先底打ちとなり、向こう数日間にわたって短期ラリーが展開されるだろう」、と述べている。ロス氏は、「これはあくまでも短期ラリーであり、その後には大きな下げがやって来る」、とも述べている。(CNBC

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